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2017.02.17

石巻市水産総合振興センター完成 流通、加工、防災拠点に

貸し事務所など一部使用が始まった石巻市水産総合振興センター

石巻の水産情報を提供する情報資料室

 石巻市が魚町2丁目に整備した市水産総合振興センターが完成し、一部使用が始まった。

東日本大震災で流失した市水産物地方卸売市場管理棟と市水産物流通加工総合管理センターを移転し、機能を集約した施設。貸し事務室や浴室に加え、漁業研修や漁業などの高度流通情報を紹介するスペースもあり、水産振興の拠点としての役割が期待されている。

 室内の追加工事が終了次第、本格オープンする予定だ。

 同センターは、1月5日に一部オープンした。魚町2丁目にあった旧管理棟と旧管理センター近くに、市が復興交付金など約18億円で建設した。

 鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は2850平方メートル。1階に情報資料室、食堂(2室)と売店スペース、2階に貸し事務室(12室)、試験分析・加工実習室、給湯室、3階に会議室(大、中、小)、調理実習室、浴室、管理室などがある。

 津波避難ビルに指定されており、防災機能も備える。南側にある立体駐車場とつなぐ避難通路、3階には備蓄倉庫を設置した。

 情報資料室(広さ150平方メートル)は、漁業者や観光客、見学者、バイヤー向けに石巻の水産情報を提供。学校教育向けにも使用できる。石巻の捕る、育てる漁業について大型スクリーンや120インチの薄型テレビなどで紹介。ホヤ、ギンザケ、ワカメなどの養殖産地を地図で示すとともに、壁面にも魚介類のイラストを並べた。

 貸し事務所(34〜39平方メートル)は、県沖合底びき網漁協や県旋網漁協、渡波漁船漁協など6室が入居予定。

 会議室は、午前8時から午後5時まで使用可能で、水産関係以外の講習や研修などにも貸し出す。大会議室(210平方メートル)は、100人を超える人数でも対応できる。

 市水産課の担当者は「水産関係者の要望に応えて使いやすい施設を目指した。情報資料室は石巻の魚介類について分かるスペース。多くの人に見てほしい」と話していた。


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