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2016.12.02

雄勝の新校舎4ヵ月遅れ 地中に多数の石、工法と設計変更

 東日本大震災で校舎が被災したため移転新築し、2017年4月に開校する石巻市雄勝地区統合小・中学校の新校舎完成時期が16年度内から17年6月末にずれ込むことが1日、市教委などへの取材で分かった。

 統合時期は変わらず、新校舎に移るまで児童生徒は現在学んでいる大須小校舎で学校生活を送る。

 統合校は、雄勝・大須の両小と、雄勝・大須の両中が統合し、小中併設校となる。建設地は石巻市雄勝町大浜小滝浜で15年9月26日に着工し、17年2月28日に完成する予定だった。

 市教委によると、当初のボーリング調査で見つからなかった石を多く含む地盤だということが、造成工事中に判明。工法と設計の変更を余儀なくされた。校舎自体は従来の設計で進めるが、外構の擁壁部分を垂直ではなく傾斜を付けたものに変更した。

 市建築課によると、工事の遅れを取り戻そうと造成と校舎の工事を同時進行で進めたが、調整が進まず作業の遅れを招いてしまったという。

 新校舎は6月末に完成を予定するが、引っ越す時間や手間を考え、区切りのいい2学期から併設校での授業がスタートする見通し。

 新校舎は木造2階の普通教室棟(延べ床面積約960平方メートル)と、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り3階の管理・特別教室棟(同約3010平方メートル)からなる。体育館は鉄筋コンクリート一部鉄骨造り3階(同約1080平方メートル)。

 現在、雄勝小の児童は石巻北高飯野川校敷地内の仮設校舎で、雄勝中の生徒は石巻北高飯野川校4階で授業を受けている。大須小中の児童生徒は高台にある既存の校舎で学習している。


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