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2016.11.08

「津波の教え石」 荻浜中生4グループ、碑のデザインなど発表

最多票数を獲得した3グループの発表

 「津波の教え石プロジェクト」を進めている石巻市荻浜中(生徒16人)の生徒が10月30日、東浜小(児童14人)との合同文化祭の中で、四つの文言とデザイン、外構を提案した。

 東日本大震災で24人が犠牲になった荻浜地区で、津波の教訓を後世に伝える石碑を建立するプロジェクト。石巻市荻浜支所の職員が、震災の風化を防ぐために企画。碑のデザインなどに、中学生のアイデアを生かしてもらおうと取り組んでいる。

 文化祭で、生徒たちはプロジェクト参加への経緯や建設場所について説明した後、各グループが推しているポイントなどを紹介し、来場者に投票を呼び掛けた。

 1グループの阿部龍斗さん(14)=3年=は「石碑の土台部分を矢印のようにとがらせた。津波から逃げるときの方向を指している」と発表した。

 2グループの後藤俊介さん(14)=同=は「亡くなった方が天国から見ても分かるように、真上から見ると星形になっている」と話した。

 3グループの阿部華琳さん(15)は「石碑の色が真っ黒だと暗い感じになるので、少しグレーがかった色にしている」と語った。

 4グループの平塚琉記也さん(14)は「過去、現在、未来を表現するために石碑を三つにした。そばには季節の花を植える」と述べた。

 投票所は文化祭会場の後方に設けられた。来場者は実物をイメージした粘土の模型を見ながらじっくりと考え、投票していた。

 投票総数は91票で一番多かったのは3グループの33票。この意見を参考にして決めることにしている。


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「石巻・荻浜に津波教訓の碑を 中学生主体で図案検討、来月発表(2016.09.16)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2016/09/20160916t13014.htm


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