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2016.08.20

帰ってきた小船〜東日本大震災と「第2勝丸」の奇跡 (6)

絵・石川かおり

 体験を終えた高校生が、小船が見つかった島に立ち寄(よ)った

 港では、日本大使館(にほんたいしかん)や島のえらい人たちが集まり、小船がふるさとに戻(もど)ることを祝(いわ)う式をした

 「きせきのようなお話ですね。
  大津波に襲われた地域に、
  希望(きぼう)をもたらす
  シンボルになるでしょう」
 きもの姿(すがた)の大使館のえらい人は、感動的(てき)なあいさつをした

 小船は、
 あら波にもまれ、
 傷(きず)つき、
 船としての価値(かち)はもうなくなっていた
 ごみ扱(あつ)いされてもおかしくなかった
 それなのに、
 なぜ国境(こっきょう)を越えて大事にされているのだろう

 式の後、小船は集まった人たちが見まもる中、船に積み込(こ)まれた

 「何とか、無事(ぶじ)に届(とど)けてください」

 「まかせてください」

 発見した女の人、
 持ち主を捜した人、
 積み込みを気持ちよく引き受けてくれた船長さんが、
 がっちりあく手した


※帰ってきた小船〜東日本大震災と「第2勝丸」の奇跡 (5)
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2016/08/20160819t13010.htm


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