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2016.08.13

100年前の鮎川、あすまで展示 米で写真30枚発見 石巻

昔の鮎川の写真を集めた企画展に訪れた人たち

 米ニューヨークのアメリカ自然史博物館で発見された、約100年前の石巻市鮎川地区の写真約30点を展示する第11回文化財レスキュー企画展「くじら探検記」(東北学院大博物館主催)が市復興まちづくり情報交流館牡鹿館で開かれている。14日まで。

 写真は映画「インディ・ジョーンズ」のモデルとされている米国人探検家で、鯨類研究などに取り組んだロイ・チャップマン・アンドリュース(1884〜1960年)が撮影した。

 アンドリュースの調査を研究している東京農大の宇仁義和嘱託准教授が現地の博物館で画像データを入手。東北学院大の加藤幸治教授(民俗学)が提供を受け、文学部歴史学科の学生と共に展示会を企画した。

 紹介されているのは、ノルウェー人砲手の写真や鯨を引き揚げている産業活動を切り取った写真が多く、明治時代の鮎川地区の活気あふれた様子を見ることができる。

 アンドリュースの写真とは別に、戦後の捕鯨全盛期に撮影された鮎川地区の風景写真をまとめたパンフレットもある。かつての鮎川を知る年配の来訪者たちは、学生に懐かしい思い出話を聞かせるなどしながら写真に見入っていた。

 鮎川出身の佐藤和夫さん(81)は「鮎川地区が捕鯨で活気に満ちていた時を思い出す。もっと地元の人に見てもらいたい」と話した。

 15日〜9月5日は「鯨まつりのにぎわい」のテーマで展示写真を入れ替える。


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