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2016.05.03

昔ながらの馬耕、宮野森小児童ら見学 東松島・野蒜

児童らが見守る中、農機具を引く「ショウちゃん」

 馬に農機具を取り付け水田を耕す昔ながらの「馬耕」が先日、東松島市野蒜大茂倉の現地であった。

 のびる多面的機能自治会が主催。自治会に名を連ね、野蒜地区での牧場建設を目指す美馬森(みまもり)Japan、C・W・ニコル・アファンの森財団、農業生産法人アグリードなるせなどが協力した。

 総合的な学習で古里の森を学ぶ宮野森小5年生22人、地区住民らが見学に訪れた。

 美馬森のシニアパートナーで、盛岡市で牧場を経営する八丸健さん(45)が所有する馬の「ショウちゃん」(雄、3歳)を紹介。「ショウちゃん頑張って!」という児童の声援を受けながらショウちゃんは農作業に取り組み、約5アールの水田を耕した。

 50年ほど前に馬耕を経験している同市野蒜山岸の農業尾形正勝さん(72)は「昔は田んぼも畑も馬の力を利用して耕した。それだけに農家では大事にしていた」と当時の様子を振り返った。

 作業終了後、児童は馬の首や肩をさすりながらねぎらった。馬に触ったのは3回目という後藤元隆君(10)は「体は温かくて汗ばんでいた。昔の農作業はこんなに大変だったんだと思った。良い勉強にもなりました」と感想を話した。

 児童は、この日馬耕した水田で、5月17日にミヤコガネの田植えに取り組む。秋には稲刈りや収穫祭も予定している。


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