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2016.03.06

写真集で石巻・北上の魅力発信 あす発刊 震災前後の150点収録

写真集「北上川河口物語 未来へのメッセージ」を眺めながら、思いを語り合うメンバー

 東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市北上地区の震災前後を撮影した写真集「北上川河口物語〜未来へのメッセージ」が完成した。7日に日本写真企画から発刊される。

 制作の中心となったのは、震災前に同地区で開かれていた「太平洋写真学校北上教室」の講師の写真家らでつくる「北上川河口物語プロジェクト」で、被災地が未来に向かうステップになるようにと願いを込めた。

 写真集はAB版120ページ。震災前後にプロジェクトメンバーらが撮影した4000点以上から、約150点を選んだ。

 広大なヨシ原や、大室南部神楽を舞う子どもたち、大漁旗をはためかせて漁港に泊まっている船などを紹介。最も古いものでは、皿貝川に架かる約40年前の土の橋「締切橋」がある。震災で一変した町の様子も収めた。枝が折れながらも、がれきの中で花を咲かせている桜の木などの写真がある。

 発行に当たってはネットで資金を募るクラウドファンディングを活用、227人から約200万円が集まった。

 十三浜追波の釣石神社で祭事の写真などを撮った太平洋写真学校北上教室の実行委員会代表、茂木一郎さん(65)=石巻市北上町=は「たくさんの支援を頂き、ようやく完成した。この写真集を復興へのステップにしたい」と話し、写真集が町の魅力再発見と被災地が未来に進む一歩になることを望んでいる。

 1冊3000円(税別)。石巻市小船越の道の駅「上品の郷」や、同市北上町の追分温泉などで販売する。


※関連記事
「北上の写真集出そう 震災前後の様子を収録 ネットで資金調達(2015.11.14)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2015/11/20151114t13005.htm


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