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2016.02.06

石巻で県水産加工品品評会 地元の2品、水産庁長官賞

200点を超える商品が並んだ品評会

ヤマトミの「煮焼きあなご」

高政の「淡雪チーズ」

 第40回県水産加工品品評会(県水産加工協同組合連合会、県水産加工研究団体連合会、県主催)が3日、石巻市渡波の県水産技術総合センターであった。県内の水産加工会社62社と水産系高校2校から計206点が出品され、石巻地方から2品が水産庁長官賞に選ばれた。

 品評会は東日本大震災で一時中断し、2014年に再開。今回は、震災後初めて出品数が200点を超えた。

 石巻地方からは24社、1校が出品。審査の結果、最優秀賞の農林水産大臣賞に次ぐ、水産庁長官賞(3点)にヤマトミ(石巻市)の「煮焼きあなご」、高政(女川町)の「淡雪チーズ」が選ばれた。宮城水産高(石巻市)の「石巻ナンクロ塩飴(あめ)」は、特別賞の県水産加工研究団体連合会長賞に入った。

 「煮焼きあなご」は、石巻産「イラコ穴子」を最新式蒸気ロースターでふっくらと焼き上げ、独自のたれを付けた。

 「淡雪チーズ」は「赤ワインに合うチーズ」をコンセプトにしたかまぼこで、上級すり身にチーズを練り込んだ。

 「ナンクロ塩飴」は、石巻市十八成浜で培養されている微細藻類ナンノクロロプシスと万石浦で作られる「伊達の旨塩(うまじお)」を組み合わせた。

 農林水産大臣賞には、ささ圭(名取市)の「みやぎの雫」が輝いた。秋の全国大会に出品される。

 県水産業振興課の担当者は「まだまだ販路の回復が課題。販路が震災前に戻った被災事業所は約3割。半分に届かない事業所も3割ある。販路回復には新商品が力になるが、出品数が200点を超えたことで期待している」と話した。

 15〜18日に仙台駅コンコースで入賞商品などの展示販売会を行う。時間は午前10時〜午後8時(最終日は午後7時)。

 水産庁長官賞、県水産加工研究団体連合会長賞以外の入賞は次の通り(石巻地方関係分)。
▽県知事賞
 「宮城県産特選塩うに」(片倉商店)
 「金華鯖ずし(常温)」(エムコーポレーション)
▽県議会議長賞
 「鯨の旨煮(香味塩味)」(木の屋石巻水産)
▽県農林水産部長賞
 「炙り牡蠣」(末永海産)
▽県水産加工業協同組合連合会長賞
 「さきほや」(マルキチ阿部商店)
▽県商工会議所連合会長賞
 「無着色しそ明太子」(湊水産)
▽日本チェーンストア協会東北支部長賞
 「たこのやわらか煮」(岡清)
▽仙台市中央卸売市場卸売人協会長賞
 「金華銀鮭魚醤干し(山漬け中辛)」(ヤマサコウショウ)


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