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2016.02.05

救命胴衣になる車用シートカバー、石巻市に寄贈 I・D・F

災害時に救命胴衣となる車用カバーを寄贈した山本社長(右)

 石巻専修大と地元企業などがつくった自動車部品販売会社「I・D・F」(石巻市中島)は3日、同市に津波などの災害や緊急時に救命胴衣となる自動車用シートカバー(FRS)4着を寄贈した。社長の山本憲一石巻専修大教授が市役所を訪れ、亀山紘市長に手渡した。

 FRSは、東日本大震災で車を運転中に津波に遭った県内の被災者の声を基に、2011年夏から2年かけて開発された。

 ウエットスーツと同じ素材を使用し、水に浮くほか、保温性を生かして防寒着や寝袋としても使える。津波被害だけでなく、台風や河川氾濫などの災害にも対応できるという。商品は14年からインターネットで販売されており、価格は2万9800円(税抜き)。

 山本社長は「肉親を亡くした被災者も開発に関わり、防災への思いが込められている。被災した地域だけでなく、全国にも知ってもらえるよう活動していきたい」と話した。

 亀山市長は「被災した体験から命を守るため、時間をかけて作ってくれたことに感謝する。有効に使って防災につなげていきたい」と述べた。

 市は公用車のシートカバーとして活用する。


※関連記事
「救命胴衣になる車用シートカバー開発 石巻専修大と地元企業 6月販売(2014.01.31)」
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2014/01/20140131t13004.htm


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