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2015.11.13

震災伝える 石巻・南浜に「つなぐ館」 22日オープン

追憶と伝承の場として開設される「南浜つなぐ館」

 石巻市門脇町に立つ「がんばろう石巻」の看板脇に22日、東日本大震災の伝承を主眼とする「南浜つなぐ館」がオープンする。

 門脇町・南浜地区の町並みがあった歴史を知ってもらう場として、公益社団法人みらいサポート石巻が市有地を借り開設した。当面、土・日曜と祝日に開館する。1部屋だけの小さなユニットハウスだが、県内外から慰霊に訪れる人々に同地区の変わりようを伝える大切な役割を担う。

 南浜つなぐ館は部屋の広さが42平方メートル。展示物は、石巻専修大生が制作した震災前の南浜地区の模型のほか、震災の概要を伝える資料、周辺に整備される復興祈念公園の関連パネルなど。

 開館日はスタッフが駐在して対応する。

 設置のための資金は、被災地NPOを応援する基金「しんきんの絆」復興応援プロジェクトの助成金を活用した。

 みらいサポート石巻は2011年夏、地元のスタッフによる語り部の活動を皮切りに始動。視察団などに対応する語り部プログラムを立ち上げ震災伝承に取り組んできた。他にもタブレット端末向けのアプリを利用した街歩き体験を企画したり、震災の記録と復興への歩みを広める街なかの拠点「つなぐ館」を中央2丁目に設置するなどして、情報発信に努めている。

 復興祈念公園の整備計画との関連もあり南浜つなぐ館の開設期間は未定だが、運営に当たり「来館者に震災の記録や教訓を伝えるとともに、模型を見ながら市民が震災前の町並みや暮らしを振り返る場になれば」としている。

 21日午後2時から南浜つなぐ館のオープニング式を行う。

 22日以降の開館時間は午前10時〜午後3時。

 連絡先はみらいサポート0225(98)3691。


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