NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2015.10.08

石巻・南浜地区復興祈念公園 有識者委が初会合 施設配置検討

復興祈念公園について協議した有識者委員会

 石巻市南浜地区に国、県、市が整備する東日本大震災の復興祈念公園の基本設計を検討する有識者委員会が発足し7日、県庁で初会合が開かれた。

 年度末までに2回の会合を開き、8月に策定された祈念公園の基本計画をベースに築山や湿地といった公園施設の具体的な配置を決める。

 県が事務局の有識者委員会は、委員長の涌井史郎東京都市大教授や亀山紘石巻市長ら7人で構成。国が事務局の空間デザイン検討委が6回ほど協議する公園設計に関する具体案を検討する。17日に初会合がある市が事務局の計画検討協議会の意見も反映させる。

 初会合では、公園の面積が38.8ヘクタールとなることが示された。公園内に設けられる築山や湿地、駐車場の整備など、国、県、市の役割を明確化したほか、門脇町にある「がんばろう石巻」の看板を、公園中心部に造る国営追悼・祈念施設(仮称)内の市有地に移設する案が示された。

 公園北側のメーンゲートに関しては、避難路との連続性に配慮するほか、植物の活着を調べるための試験植栽地を年内に造成予定であることも報告された。

 委員から「公園周辺の土地利用を見極めた上で整備を進めるべきだ」「震災前はまちが形成された記憶を想起させるような公園としたい」などの意見が出た。

 会合後、涌井委員長は「具体的にどう事業を進めるか、委員会で課題を掘り下げていきたい」と述べた。亀山市長は「市民の意見も積極的に取り入れて、素晴らしい公園になることを期待したい」と話した。

 有識者委員会によると、祈念公園の整備に関して、2015年度内に基本設計を固め、16年度途中から整備に着手。20年度の完成を目指す。


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る