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2015.08.04

大川小訴訟・第5回口頭弁論 11月13日に現地視察

 東日本大震災で石巻市大川小の児童と教職員計84人が死亡・行方不明となり、犠牲になった児童23人の19家族が、県と市に計23億円の損害賠償を求めた訴訟の第5回口頭弁論が3日、仙台地裁であった。

 市側は準備書面で、津波の予見可能性や結果回避義務違反などを否定。「大川小が津波避難場所として指定されていたことなどから、教職員らが地震前に津波を予想できなかったことはやむをえない。校庭にいた方が安全という話もしていない」と主張した。

 遺族側は、当時3年生だった長女を亡くした只野英昭さん(44)が意見陳述し「真実が語られないまま時間だけが過ぎてきた。全ての原告が今も悲しみを抱えている。事実を明らかにすることがお互いのためになる」と述べ、当時学校にいた教務主任の証人尋問をあらためて裁判所に要望した。

 高宮健二裁判長は、遺族側が求めていた校舎、校庭、裏山の現地視察を11月13日に実施する意向を示した。

 訴えによると、地震発生時、大川小には児童103人と教職員11人が在校。校庭に避難してから約45分後に津波が襲来し、帰宅した児童らを除いて被災した。


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