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2015.06.26

被災地に学ぶ全国の高校生 佐世保女高、米沢工高 石巻

三川内焼で作った地蔵が佐世保女高生から住民に贈られた

花植え作業に精を出す米沢工高生

◇佐世保女高、石巻の仮設訪問 地蔵の置物贈る

 長崎県佐世保市の久田学園佐世保女高の3年生7人が23日、修学旅行で石巻、東松島両市を訪れ、東日本大震災の被災者に特産品の三川内焼(みかわちやき)で作った小さな地蔵の置物とペン立てを贈った。

 石巻市向陽町5丁目の仮設向陽団地では、全世帯分の地蔵の置物135個を用意。集会所に集まった住民約20人に手渡した。生徒は住民から震災当時の様子や現状を聞いた。

 地蔵は約10センチ。地蔵を置く手作りの10センチ四方の敷物や、復興に向けて励ましのメッセージも添えた。

 地蔵は手に数珠を持っている形として、多幸を願い、犠牲者を供養する生徒たちの思いを込めた。

 生徒会長の中村美咲さん(18)は「被災地を見て、被災者から話を聞くことは重要だと感じた。一日も早く復興し、幸せになってほしい」と祈った。

 東松島市の小野駅前仮設住宅の住民には、三川内焼で作ったペン立てをプレゼントした。

 同校の修学旅行は昨年から、通常の東京から足を延ばして石巻、東松島両市の被災地を訪問している。


◇米沢工高生、雄勝で奉仕に精 除草や花植え

 米沢工高建設環境類の3年生81人が24日、東日本大震災で被災した石巻市雄勝町波板地区を訪れ、除草作業などボランティア活動に取り組んだ。

 被災地の現状を見て防災への意識を高め、作業を通しインフラの大切さなどを学ぶのが狙い。

 生徒たちは、除草作業に汗を流したほか、7月19日に開放される海水浴場の駐車場にベゴニア、サルビア、マリーゴールドの色鮮やかな3種類の花を丁寧に植えた。3人掛けのイス6脚も完成させた。

 高橋茉菜さん(18)は「震災の傷痕が痛々しく、つらい気持ちになった。被災した人たちのため、自分たちができることはしたい」と話した。

 類長の後藤武志さんは「生徒たちはさまざまなことを感じており、被災地で復興の仕事に携わる卒業生もいる。ボランティアは今後も続けたい」と語った。

 波板地区会の役員伊藤武一さん(67)は「地区内がきれいになり、海水浴に来る人たちにも喜んでもらえる」と感謝した。

 同校は2011年から毎年、山形ボランティア隊の紹介を受け、門脇地区や北上地区など石巻地方でボランティア活動をしている。


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