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2015.02.20

石巻・青葉西地区で宅地開発計画 事業準備委、市に市街化編入要望

 JR仙石線陸前赤井−蛇田間に来春開業する石巻市蛇田新駅「石巻あゆみ野駅」南側の青葉西地区で、約300戸の一戸建て住宅が建築可能な宅地開発が計画されている。

 にぎわいのある街づくりにつなげたいとして、地権者39人で昨年5月に石巻市青葉西土地区画整理事業準備委員会(阿部国昭委員長)を発足させ、準備を進めてきた。開発に当たり16日、市街化調整区域から市街化区域に編入するよう、市に要望した。

 造成予定地は、JR仙石線と国道45号に挟まれた蛇田新下前沼、門脇青葉西、門脇一番谷地の一部約11ヘクタール。大半が農地となっている。計画では1区画約215平方メートルで、事業費は約25億円を見込んでいる。

 東日本大震災の被災者向け住宅供給が待たれる中での造成計画に、準備委員会発起人の相原和行さんは「立地条件の良い場所で、被災者のために一日も早く整備できるよう市など関係機関の理解を得ながら進めていきたい」と話し、人口流出の歯止めや新たな街づくりに貢献したいとの思いを強くしている。

 市への要望には、阿部委員長や相原さんらが訪れ、早急な市街化区域編入のほか、石巻あゆみ野駅と国道45号を結ぶアクセス道の拡幅整備、福祉施設など公共施設の整備も併せて要望した。

 亀山紘市長は「考え方としては理解できる」とする一方、新蛇田南地区被災市街地復興土地区画整理事業などに触れ「今から区画整理事業を開始した場合、求める人がどれぐらいいるか」と懸念。現段階での造成の必要性に否定的な考えを示した。

 阿部委員長は「この地域は石巻の入り口であり、きれいに整備したい」と話し、開発できるよう市の理解を求めている。

 市は、都市計画に位置付ける手法も含め検討することにしている。


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