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2015.02.06

地域ぐるみで 高齢者詐欺被害を防ぐ集い 女川・仮設自治会、石巻署

詐欺被害に注意を呼び掛けた寸劇=女川町多目的運動場仮設住宅集会所

 高齢者に特殊詐欺の実態を知ってもらおうと、石巻署と女川町の多目的運動場仮設住宅自治会は1月30日、振り込め詐欺の被害防止を呼び掛ける講話と寸劇を仮設住宅集会所で実施した。

 町内では2013年、60代男性が株投資信託名目で10万円をだまし取られるなど、高齢者が詐欺被害に遭うケースが目立ってきた。

 講話と寸劇は、特殊詐欺に理解を深め、地域で被害防止に取り組むため自治会が石巻署に依頼し、高齢者約40人が参加した。

 署員は「だまされません。その電話」と題した講話で「家族を名乗り、携帯電話の番号が変わったといった電話は一度切ってから掛け直す」「知らない番号や非通知からの着信には出ない」などの対策を呼び掛けた。

 石巻市鹿又の高齢者グループ「鹿又ふれあい会」(神尾誠子会長)は、振り込め詐欺を題材に歌を交えた寸劇で「一人で判断しない」「自分に近い人に相談する」などと注意を促した。

 自治会の菅野敏守会長(68)は「個人だけでなく、地域でも被害に遭わないための対策を考えることが大切だと思った。ささいなことでも相談し合える環境をつくっていきたい」と話した。

 昨年、県内では228件(前年比97件増)の特殊詐欺事件が発生し、被害総額は約10億2000万円に上った。石巻署管内も6件増で11件で、約1億1000万円の被害が出た。


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