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2015.02.06

奥松島運動公園、移転整備へ 東松島市が検討委設置し初会合

奥松島運動公園への考え方などを述べ合った検討委員会の初会合=3日、野蒜市民センター

 東松島市は、東日本大震災で被災した野蒜地区の旧市街地に移転する奥松島運動公園について、整備の方向性、具体的な施設内容などを有識者らから聞く「奥松島運動公園建設検討委員会」を設置。3日夜、第1回会合が野蒜市民センターであった。

 市は検討委での協議内容を反映させながら本年度内に基本計画を作成する予定。

 検討委は野蒜、宮戸、小野など関係地域の識者と市内のスポーツ関係機関、団体の代表者ら14人で構成する。

 奥松島運動公園は震災の津波で壊滅的な被害を受けた。市は災害復旧事業として、旧野蒜小や旧野蒜駅周辺への移転整備を計画。昨年8月に国から東名運河北側への移転復旧が認められ、確保可能とみられる用地の調査などを進めてきた。

 東名運河北側の約30ヘクタールを対象区域として市有地(防災集団移転事業による買い取り予定地含む)を中心に調査し、ある程度まとまった面積の確保が見込まれる箇所として九つのエリアを想定した。対象区域内には現地再建し、居住している人が多く、民有地も点在していることから、対応が課題になる。機能復旧した下水道、上下水道施設の移設が必要になる可能性もあるという。

 市は、これらのことから施設の規模縮小や導入自体の見直し、分散的な配置なども考えていく必要があることなどを説明した。検討委は、市がこれまでに地域の役員会などに示してきた体育館、マレットゴルフ場、多目的グラウンド、テニスコートを縮小した形での復旧をたたき台として整備内容を協議する。

 第1回委員会では具体的な協議は行わず、各委員の運動公園整備に対する考えを聞いた。

 用地確保への対応を求める声に加え「以前あった遊具やアスレチック施設は必要。子どもたちの声がないところに人は呼び込めない」「仙台周辺や県外からも利用される施設を目指してほしい」「宮戸地区と連携し、交流人口を増やす方策と併せ考えていきたい」などの声が上がっていた。

 委員の互選で委員長に市体育協会の小山直美総括マネジャー、副委員長に市スポーツ推進委員の大山道保副議長を選出した。

 第2回委員会は2月中に開く予定。


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