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2015.01.20

津波の象徴 女川「江島共済会館」撤去完了 跡地は商業エリアに整備

被災した建物が姿を消した江島共済会館跡地=女川町鷲神浜

 東日本大震災の津波で倒壊し、昨年12月から解体工事を進めていた女川町の「江島共済会館」の撤去が完了した。津波の恐ろしさを伝えた象徴的な建造物が姿を消した。

 共済会館は鉄骨4階建て。津波で元の位置から十数メートル流され、横倒しになった。津波の威力を一目で物語る被災施設として注目を集め、近くの高台から眺める観光客や視察者が絶えなかった。

 町は当初、震災遺構として保存を検討したが、復興事業への影響などを考慮し、解体を決めた。跡地は商業エリアに位置付けられ、地元商業者の再建用地として整備する計画。解体作業は月内で終了し、かさ上げ工事に着手する。

 町は、同様に津波で倒壊した旧女川交番を震災遺構として保存する方針。新年度、遺構の活用も盛り込んだメモリアル公園の整備基本計画の策定に取り掛かる。


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