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2014.10.24

タブレット端末アプリ「石巻津波伝承AR」機能アップ 英語対応も

アプリの英語版画面。被災した建物の説明文が英語になっている

 石巻市の中心市街地で東日本大震災直後などの様子を見ることができるタブレット端末向けアプリ「石巻津波伝承AR」がバージョンアップされ、配信を開始した。アプリは震災の風化を防ぐことなどを目的に開発された。英語対応のほか、各種機能が追加・修正され、情報発信力を高めた。

 アプリは中心市街地の活性化を考える産学官組織「コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会」と一般社団法人「みらいサポート石巻」が公開している。

 AR(拡張現実)の技術を活用。端末のカメラ機能で、中心市街地の現在の様子と震災前後の写真を重ねて比べたり、利用する場所の浸水高を知ることなどができる。

 英語表示は、端末の言語環境を英語にした場合、メニューや被災した建造物の説明文などが切り替わる。被災した住民の体験談の音声も英語のナレーションになる。

 震災前後の写真に方向情報も追加された。端末のコンパス機能と連動し、写真がどの方角から撮影されたかが分かる。

 アプリはみらいサポート石巻のホームページからダウンロードできる。3月からiPhone(アイフォーン)、iPad(アイパッド)向けに無料配信。7月からスマートフォン版も配信し、計約1200回ダウンロードされている。

 みらいサポート石巻の中川政治事務局長は「来年3月には仙台市で国連防災世界会議も開かれる。アプリが海外の人たちに震災と石巻の状況を伝えるきっかけになれば」と話している。


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