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2014.06.26

「おのくん」里帰り 修学旅行で実現 長崎・佐世保女子高生、東松島訪問

かわいい「おのくん」との触れ合いに夢中になる生徒=小野駅前仮設住宅集会所

 長崎県佐世保市の久田学園佐世保女子高(久田順子校長、生徒34人)の3年生13人が24日、靴下を使った人形「おのくん」を作っている東松島市の小野駅前仮設住宅を訪問した。修学旅行の一環で、生徒は一人一人、以前プレゼントされたおのくんを持って来訪。出迎えた女性たちも「里帰り」したおのくんたちを歓迎しながら生徒との交流を楽しんだ。

校長が生徒らに贈る

 交流は、久田校長のめいが東日本大震災後に東松島市でボランティア活動をしていたのがきっかけ。「おのくん」を知った久田校長が約160個を購入し、ことし2月、全生徒と教職員らにプレゼントした。

 修学旅行を控えた3年生の間から「おのくんの里帰りを実現したい」という声が強まり、例年通りの東京から足を延ばし初めて東松島を訪れた。

 おのくんを制作している女性たちの出迎えを受けた生徒たちは、全員でおのくんを持ちながら「ふるさと」「七つの子」の合唱を披露した。ラッキョウのような形が特徴の佐世保独楽(こま)も40世帯分持参し、一つ一つに「愛」「信」など住民を励ます漢字1文字を書いたものをプレゼントした。

 仮設集会所内では、おのくんを制作している女性たちと触れ合ったほか、その場で新たにおのくんを購入した生徒もいた。着ぐるみのおのくんも登場し、生徒の注目の的となった。

 谷本彩菜さん(17)は「来る前は緊張したけど、みんな優しかった。おのくんの里帰りが実現してうれしい」と笑顔で話した。

 小野駅前仮設住宅自治会長の武田文子さん(63)は「高校生がこうして来てくれるのはうれしい。被災地に来て見てもらうだけでも支援になるので、機会があればまた来てほしい」と話した。

 生徒はこの後、石巻市女商高や仮設向陽団地などを訪問した。


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