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2014.06.11

東松島「森の学校」で“初授業” 野蒜、宮戸小統合前に交流 児童が自然体験

ひしゃくを使い湿地にミズオオバコの種をまく児童=東松島市野蒜

 東日本大震災で大きな被害を受けた東松島市と一般財団法人「C・W・ニコル・アファンの森財団」が連携して整備を進める同市野蒜の「復興の森」で10日、統合を予定する同市野蒜小と宮戸小の交流会があった。

 統合校(仮称・鳴瀬二小)は復興の森に隣接する野蒜北部丘陵に自然環境などを生かし「森の学校」として整備される。

 両校児童が一緒に復興の森を訪れるのは初めてで、2017年4月予定の開校を前に、一足早い“初授業”となった。

 交流会には両校の3、4年生、合わせて63人が参加した。湿地と森の2グループに分かれて、そこにすむ生き物や自然について、アファンの森スタッフが用意した体験型プログラムを通じて楽しく学んだ。

 湿地では植物の移植作業も体験した。野蒜北部丘陵地区の造成に当たる都市再生機構(UR)が地区内のため池で採取したミズオオバコの種やアファンの森スタッフが用意したセリ、フトイなどの移植に臨んだ。

 野蒜小4年の花坂晃司君(9)は「難しかったけど、うまく水草を植えることができた」と満足そう。

 宮戸小4年の山内琴叶さん(9)は「初めての経験ばかり。また、みんなでここに集まりたい」と話した。

 アファンの森のC・W・ニコル理事長も姿を見せ「学校ができるまであと3年。あなた方は、その土台です。小さな子を守ってあげてください」と語り掛けた。

 スタッフの三森典彰さん(36)も「みんなが植えた水草はみんなと一緒に育ちます。成長を楽しみに、また集まりましょう」と呼び掛けた。


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