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2014.05.29

旧野蒜駅にコンビニ 住民の要望が実現 東松島市地域交流センター活用

完成したコンビニの店内を見学する阿部市長(中央)ら=野蒜地域交流センター

 東日本大震災で甚大な被害を受けた東松島市野蒜地区で、市がJR仙石線の旧野蒜駅を改修・整備している「野蒜地域交流センター」の1階店舗スペースにコンビニエンスストア「ファミリーマート東松島野蒜駅店」が入居し、29日にオープンする。市はセンターを観光交流の拠点とする方針で、商業施設が壊滅状態となった地区の住民もコンビニの開業を歓迎している。

 旧野蒜駅は鉄筋コンクリート一部2階建てで、床面積約490平方メートル。奥松島観光情報センターが併設され、地区の中心的施設だったが、震災の津波で被災した。

 市は旧奥松島観光情報センター等活用事業を計画。県の被災地域交流拠点施設整備事業の補助金を受け、3月中旬に交流センターの工事に着手していた。

 1階は約320平方メートルでコンビニのほか、交流スペースが設けられた。2階は多目的スペースとなる予定で、6月末に完成する見通し。

 コンビニの出店は「地元に買い物ができる場所が欲しい」という住民の要望を受けて決まった。営業時間は当面、午前7時から午後8時までを予定している。

 オープンに先立ち内覧会が28日、現地で行われ、阿部秀保市長ら関係者約70人が出席した。野蒜まちづくり協議会の斎藤寿朗会長(74)は住民が買い物に不便さを感じていたことに触れ、「夢の実現を喜んでいるのではないかと思う」とあいさつ。阿部市長らがテープカットし、開店を祝った。

 野蒜・宮戸地区復旧復興を考える会の坂本雅信会長(65)は「住民たちの要望が実り、ようやく商業施設ができた。大変うれしい」と笑顔を見せた。


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