NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2014.04.02

石巻・菅原副市長が就任会見 元の生活へ被災者支援

就任の抱負を述べる菅原副市長=石巻市役所

 石巻市の菅原秀幸副市長(63)は1日、就任の記者会見で「責任の重さを痛感している。震災後の人口減少は自治体の力を減退させる。定住化に向け産業振興、新産業の創造、若い人が安心して子育てできる環境づくりに力を入れる」と抱負を述べた。「自分も被災しており、ついのすみかの再建は相当重い。被災者が一日も早く元の生活を取り戻せるよう支援していく」と強調した。

 震災で自宅が流失、母と妻、長女の3人を亡くし仮設住宅で暮らす。「あの当時のショックは残っているが、生かされた者として家族の分まで前を向いて歩く。一日でも早く復興を実現させる手助け、40年間職員として勤めた市役所への恩返しのために決断した」と就任を決めた理由を語る。

 職員に対しては「震災で自分も被災している中で一生懸命に頑張った仲間。今後もさらに頑張るだろうが、被災者は不安を抱えており、優しい行政が求められる。市民に懇切丁寧に向き合ってほしい」と期待した。

 任期は4年間。庁内、議会との調整が中心になる。

 菅原氏は石巻市出身で飯野川高卒。1971年石巻市役所入り。財政課長、保健福祉部次長兼社会福祉事務所長、病院局事務部長兼市立病院事務長、総務部長を歴任し、2011年6月に退職した。

 石巻市の副市長は昨年10月1日以降、空席となっていたが、3月20日の市議会2月定例会で人事案が同意され1日付で菅原氏が就任。笹野健副市長との2人体制となった。


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る