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2014.03.26

被災地で心のケア 心理療法「マインドフルネス」学ぶ講演会 石巻

心理療法や精神疾患の症状などについて解説する大田理事長(右)=石巻市保健相談センター

 精神的なケアに役立つ心理療法を学ぶ講演会「マインドフルネスによる被災地のメンタルヘルス」が22日、石巻市鋳銭場の市保健相談センターで開かれた。

 石巻地方など県内各地から約35人が参加。NPO法人「マインドフルネス総合研究所」(埼玉県蓮田市)の大田健次郎理事長が、心理療法の一つ「マインドフルネス」について解説した。

 「事象などにとらわれず、善しあしなどで評価せず観察する」「人生の目的につながる建設的な行動にエネルギーを注ぐ」といった基本的な考え方を紹介。精神疾患に伴う症状と、改善するための呼吸や体操の方法も説明した。

 震災の影響で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったというNPO代表の勝又伸子さん(47)は「呼吸法を実践したら症状が改善された。精神的な悩みを抱えている人に知ってもらいたい」と話した。大田理事長は「大災害が発生した地域では、精神疾患の発症が増える傾向がある。地域内に支援者や組織が生まれれば、きめ細かい対応が可能になる」と語った。

 講演会は予防、治療する支援態勢を地域につくる第一歩として企画された。今後は支援者育成講座などを開催する予定。


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