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2014.03.20

女川・町民第2多目的運動場が人工芝に スポーツ拠点として期待

緑鮮やかな人工芝に生まれ変わった女川町総合運動場の町民第2多目的運動場

少年用サッカーゴールを組み立てるスポーツ店関係者

 女川町総合運動場の町民第2多目的運動場が人工芝に改修され、20日に完成する。19日にはサッカーJ1・ベガルタ仙台サポーター有志がサッカーゴールなどの用具を寄贈した。使用は23日に開始され、サッカー教室などが開かれる。東日本大震災で救援活動に使用された施設は、町内で数少ないスポーツの拠点として期待されている。

 これまでの土のグラウンドは水はけが悪かった。利用しやすい施設にするため約1億5200万円をかけ、昨年10月から工事を進めた。独立行政法人日本スポーツ振興センターから約4800万円の補助を受け、残りは町費で賄った。

 緑鮮やかな人工芝グラウンドの広さは従来と同じ約1万2500平方メートル。サッカーは一般用で1面、少年用で2面を確保可能で、ソフトボールや野球にも使用できる。

 第2多目的運動場は2001年のみやぎ国体で成年男女ソフトボール会場になるのに合わせて造られた。年間約2万5000人が利用していたが、震災で地盤沈下するなど被災。約半年間は自衛隊の活動基地となった。

 総合運動場は町民陸上競技場跡地に災害公営住宅を建設。町民第1多目的運動場は仮設住宅、テニスコートは災害公営住宅モデルルームと工事現場事務所が設置され、第2多目的運動場は町総合体育館とともに数少ない町の運動施設だった。

 19日はグラウンドの仕上げ作業が行われ、町は20日に完成検査を実施、利用者説明会を開く。町生涯学習課の木村康行課長は「天候に関係なく使えるように改修した。多くの町民に利用してほしい」と話した。

 完成に合わせてベガルタ仙台・市民後援会は町にアルミ製の少年用サッカーゴール1組、ゴール運搬車1台を贈った。約80万円相当で、被災地支援の一環として仙台の応援歌を集めたCDの売り上げの一部を充てた。

 スポーツ店関係者がゴールを組み立て、作業を見守った市民後援会の遠藤雅夫事務局次長は「楽しくサッカーをしてほしい」と語った。

 23日は午前10時から元仙台の岩本輝雄さんらが石巻地方の小学生に指導。午後2時からは女川町を本拠地とするサッカー東北社会人リーグ1部のコバルトーレ女川の開幕戦が行われる。


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