NEWS 石巻かほく

このエントリーをはてなブックマークに追加
2014.01.31

救命胴衣になる車用シートカバー開発 石巻専修大と地元企業 6月販売

I・D・Fが開発した緊急時に救命胴衣となる自動車用シートカバー

 石巻専修大と地元企業が参画する「I・D・F」(石巻市中島、山本憲一社長)が、津波などの災害や緊急時に救命胴衣となる自動車用シートカバーを開発した。東日本大震災の津波で、車に乗っていて被災した人も多かったことから、水害から身を守るグッズとして考案した。特許を申請中で、6月に販売を開始する予定。同社は「被災地・石巻のオリジナル商品として全国に発信していきたい」としている。

 シートカバーは、ウエットタイプ(1.8キロ)とドライタイプ(1キロ)があり、生地はウエットタイプが発泡クロロプレンゴム、ドライタイプは表地がナイロン、裏地がポリウレタンでできている。ドライタイプは撥水性も備える。

 いずれも、体重100キロの男性にも対応できる浮力がある。防水、防寒素材のため防寒着としても活用できる。

 石巻地域産学官グループ交流会の自動車関連産業集積部会IM(石巻マシン)プロジェクトが試作・検討し、I・D・F(石巻夢工房)が商品化した。生産はIMプロジェクト参加企業のモビーディックに委託している。

 6月からネット販売と代理店販売を始める計画で準備を進めている。希望価格はウエットタイプが7万円、ドライタイプが5万円。


 荒健夫統括部長は「石巻で生まれた世界初の商品を前面に打ち出し、普及に取り組んでいく。そのためにも認知度を高めていきたい」と意気込んでいる。

 登米市で24日にあった「東北地域の車を考える会in登米」でアピール。愛知県豊田市で30、31日に開催されている「とうほく6県新技術新工法展示商談会」にも参加し、商品をPRしている。


スポンサーリンク

ページの先頭に戻る