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2013.09.29

ロイヤル病院(広渕)で起工式 4階建て病棟新築 石巻圏医療向上に貢献

南棟が新築される現場=石巻市広渕

 石巻市広渕の石巻ロイヤル病院(河村修院長)で28日、南棟新築の起工式があった。東日本大震災で被災した病院の復旧と近隣の医療機能補完により、石巻地域のさらなる医療向上を図るのが目的で、48床の増床となる。完成は2014年10月を予定。これに伴い、新たに看護師や介護職員ら50人のスタッフを雇用する計画で、地域貢献にも一役買う。

 事業費は約17億円。旧正面玄関がある西館2階跡地に鉄筋コンクリート一部鉄骨4階の病棟を建築する。延べ床面積は約5531平方メートル。

 1階は受け付け・事務室、地域医療連携室、リハビリ室、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーションふかや、売店、2階は回復期リハビリ病床、3階は一般病床、4階は150人収容の大会議室で構成する。現在の認可病床171床(稼働は152床)から219床になる。

 南棟わきには屋外歩行訓練用のリハビリ庭園も設ける。

 起工式の神事には約60人の関係者らが出席し、病院を運営する医療法人啓仁会(埼玉県所沢市)の角岡東光理事長や矢吹甚吾副理事長、河村院長がくわ入れなどをし、工事の安全を祈った。

 直会式も行われ、河村院長がこれまでの経緯と南棟の概要を説明。「今後も地域の期待、要望に添えられるよう、努力していきたい」と意欲を示した。亀山紘石巻市長、阿部秀保東松島市長、石巻赤十字病院の鈴木聡副委員長も祝辞を述べた。

 石巻ロイヤル病院は経営難の旧公立深谷病院から引き継ぎ、2007年9月に内科、外科、リウマチ科、リハビリ科の4科42床で開院した。増床を重ねる一方、石巻赤十字病院などと連携を深めながら地域医療の充実に貢献。力を入れているリハビリは、高い評価を得ている。


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