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2013.06.01

遊び場届けたい 女の子(米国在住)の願い、日米でかなえよう 石巻・松並

公園内を視察する(左から)宍戸副会長、浅野会頭、ピーター助教=石巻市松並2丁目

 東日本大震災で被災した松並公園(石巻市松並2丁目)の北側に、アスレチック遊具などを取り入れた新しい遊び場を届ける計画「石巻プレーグラウンドプロジェクト」が進められている。米国在住の小学生の女の子が、祖母の出身地である同市湊地区に寄贈を願ったのがきっかけ。実現に取り組む日米の関係者は、今後市民や企業などに資金面の協力を求める考えだ。

 プロジェクトの橋渡し役となっているのは大崎市古川国際交流協会の宍戸淳一副会長、学生とともに遊び場のデザインを手掛けたシンシナティ大工業デザイン学部のピーター・チェンバレン助教らで、先日、現場を視察した。

 関係者によると、支援を申し出ている女の子は、オハイオ州に住むミヤ・ムーアちゃん。祖母スミコさん(故人)の出身地であった同市湊地区に、震災復興支援の気持ちから「新しい遊び場を届けたい」と提案しているという。

 宍戸副会長は、ミヤちゃんがリストバンド募金などを通して支援に取り組んでいることや、母親エミコさん、父親メルさんの活動を紹介。「素晴らしいものができれば(被災して湊を離れた)皆さんも戻ってくる。一つのきっかけになれば」と期待を込めた。

 ピーター助教も「子どもからお年寄りまで世代を超えて楽しめ、使いやすい空間をデザインした」と強調。滑り台やつり橋、あずまやなどの遊具についても説明し「MATSUNAMI PARK」と名付けたことも明らかにした。スペースは15メートル四方を予定している。

今後は募金活動

 整備には5000万円はかかるとされることから、今後は募金活動などを通して活動の輪を広げたい考えだ。

 宮城ヤンマーの浅野亨社長(石巻商工会議所会頭)と久我建設の村上仁一専務も、それぞれ次男、長女がアメリカに住む縁から今回のプロジェクトに一役買っており、現地視察に同行し宍戸副会長らの話に耳を傾けていた。


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