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2013.05.29

「団地音頭」で輪になろう 仮設住民ら制作、お披露目 南境・開成

作曲を担当したバンド一途(右)の歌と演奏に合わせ即興で踊る住民たち=石巻市開成

 石巻市南境と開成両地区の仮設住宅住民有志が、歌って踊れる「団地音頭」の制作を進めている。住民が作った歌詞にこのほど曲が付き、お披露目のライブも行われた。住民たちは思い思いの踊りで歌を楽しみながら、地区の夏祭りなどで行う盆踊りの1曲に加えようと意気込んでいる。

 「団地音頭」は、同市給分浜の自宅が被災し仮設南境第7団地に住む安藤武雄さん(73)が、昨年夏に作詞。歌詞には「絆深めて前を見て」や「津波の憂き目を吹き飛ばせ」「復興希望をふるさとに」など、前向きに頑張ろうとのメッセージがこもっている。仮設団地の解体後も踊りを楽しめるよう「仮設音頭」ではなく「団地音頭」と名付けた。

 作曲を担当したのは、福井県鯖江市の兄妹3人組バンド「一途」。昨夏に石巻市を訪れた縁で制作を快諾した。先日、南境と開成の仮設住宅集会場でライブを行い、団地音頭を初お披露目。軽快なテンポの演奏と歌に合わせ、集会場に駆け付けた住民らは輪になって即興の踊りを楽しんだ。

 今後、住民有志が協力して振り付けし、練習を重ねていく。

 作詞した安藤さんは「にぎやかな曲で何度聞いても飽きないし、これからどんな踊りになるのかも楽しみ。仮設のみんなが前向きな気持ちになれるものになればうれしい」と話していた。


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