FEATURE 特集

ロック & ロール の「NPOグルーブ」

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いしのまきNPOセンターがNPO活動の現状や課題、役割などを分かりやすく説明します。

 session6  ≫ Reborn-Art Festival (2017.08.17)

 夏の観光シーズンも後半戦に入りました。

 石巻市では、先月の22日からリボーンアート・フェスティバル(Reborn-Art Festival = RAF)が開催されています。9月10日まで。

 牡鹿半島の荻浜や鮎川を中心に、市街地でも多くのアート作品が展示され、有名アーティストによるライブや地域色豊かな食材を使った料理も楽しめるイベントで、既に見に行かれた方も多いと思います。ロックとロールはもう行ったのかな?

 ここでも、NPOのみなさんんが頑張っているみたいですよ!

今回のゲストは、RAF実行委員会事務局長で Ishinomaki2.0代表理事でもある松村豪太さんです。
まずは、RAFってどんなイベントなのか、簡単に説明してください。

こんにちは。ロック&ロール。
RAFはひと言で言うと、現代アート・音楽・食の総合祭です。地方型芸術祭というカテゴリーになります。
実行委員長の小林武史さん(音楽プロデューサー)率いるAP Bankは震災直後から、石巻を中心に支援を続けてきました。被災地を活性化し、真の意味で復興させるために彼が選んだ手法が、この地方型芸術祭です。

「芸術祭」って敷居が高い感じがしますけど、どんな内容なんですか?

日本と世界から集まった39名(組)の現代アート作家による作品を、石巻の中心市街地と牡鹿半島の桃浦・鮎川・荻浜をメイン会場として、展示しています。
基本的には、お客さんにパスポートを買っていただき、各会場の展示作品を見ていただく形ですが、牡鹿は野外の展示も多いので、気軽に見れますよ。

どうして牡鹿半島が開催地に選ばれたの?

小林さんの言葉ですが、復興には光と影があり、復興事業により活況を呈している地域が光なら、人口減少が著しい牡鹿半島は影になります。その影の部分に光を当てたいと考えました。

でも、牡鹿半島ってきれいな場所がいっぱいあるよね。

そう、牡鹿には多くの人をひきつける景観や食、独特の面白さがあります。このイベントを通じて、全国の人々に牡鹿半島の魅力を知ってほしいと思います。

今回、「こじか隊」という運営ボランティア、サポーターのチームもあるそうですね。

はい。彼らには単なるボランティアに終わることなく、RAFを通じてさまざまな出会いや体験を楽しんでもらい、地元の文化について学んでもらう機会にしてほしいと考えています。
ぜひ多くの市民の方に、こじか隊に参加していただきたいと思っています。

地元の方がたくさん関わることができるイベントなんだね〜!

首都圏の人たちがもたらしてくれるイベントとして捉えるのではなく、地域で生業をしている人、住んでいる人、そしてNPO団体など、さまざまな立場の人たちが関わることが大事です。そうじゃなきゃ、このイベントは成り立ちません。多様な人たちが参加し、一緒に創っていくお祭りにしなければならないと思います。

このイベントを通して、最終的に目指しているところは?

牡鹿半島に経済効果を生み出すことが、やはり大切です。
小林さんは「自創(じそう)」という言葉を使っているのですが、外からの力をもらいながら地域の人たちが自分事としてやっていかないと、継続にはつながりません。そのためにも、地元に経済的な利をもたらしたい。
実際、イベントの準備段階で、地域の雇用を創出する機会ができています。
このイベントにより交流人口が増えることで、観光産業の活性化につながるでしょう。

松村さん、ありがとうございました!
まだまだ続くRAFに、ぜひ足を運んでみてください!

☆リボーンアート・パスポート(鑑賞パスポート)については、公式HPをご参照ください。http://www.reborn-art-fes.jp/tickets/

 

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※原則、隔週木曜日に掲載します。

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