鯨とリヤカー

鯨は石巻の伝統的食文化と言う話もありますが、私個人の感じでは、少し違うような気がします。そんな大層なものではなく、子供の頃は牛・豚肉が値段が高いので安い鯨が給食にも良く使われていたのだと思います。家庭でもよく食べられていて、冷凍の鯨肉のブロックをリヤカーに積んで街中に売りに来ていたオバちゃんがいたことを思いだしました。魚類と一緒に売っていた人もいましたが、鯨だけを売っていたオバちゃんもいたように思います。そう言えば毛ガニもリヤカーで売っていました。買うと新聞紙に包んで渡してくれました。小さな毛ガニは安いのでおやつの感覚でした。鯨は普通はシロナガス、ナガス、ミンクなどのヒゲ鯨が食用でマッコウなどの歯鯨はまずいという評価だったと記憶しています。食べ方は甘辛く煮つけたもの、竜田揚げ、みそ漬けを焼いたものだったような気がします。刺身ではめったに食べることが無くて、刺身はミンククジラなど近海で捕れたものの尾肉で高級品と言うイメージです。聞くところによれば南極捕鯨でとれたナガス鯨などの刺身にできる部位は東京の料亭などの良いところで消費されていたそうです。鯨肉は安いので牛・豚肉の代替品と言う感じが強かったと思います。ベーコンやトイ(脂身)などは好きな人の嗜好品・肴と言ったところでしょう。ふかひれも漁船員の間では漁の時に混じってあがるもの(外道)でひれを切り取って干して、食べるときにお湯に浸して戻す、おやつのようなものだったと思います。もっとも港の近くの市街地在住で親戚に漁船員の多い私と内陸に住んでいた方では印象は違っていたと思います。思い出せば立町の旧商工会議所の角には水産・農産のいろいろなものを売るリヤカーがよく停まって商品を広げていました。

*東松島市宮戸島月浜に行ってきました。砂浜に砂像作家の方が造った伊達正宗像があります。雨で少し崩れてきていました。(造られてから1週間ほど経っています)

 

*周りには子供たちが造ったと思われる小さな像がたくさんあります。

 

 

 


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