短歌(8/12掲載)

【佐藤成晃 選】 === 御神籤(おみくじ)の大吉引きぬ八十半(なか)ばなれど気になる恋愛の欄  (石巻市南中里・中山くに子) 【評】生きるエネルギーの源は「愛」や「恋」の気持ちだと哲学者や心理学者は解説している。80歳 […]

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川柳(8/12掲載)

【水戸一志 選/評】  季語に悩まない川柳だから八月忌、原爆忌の戦後をストレートにぶつけることができる。万余の命をさらった大津波も、川柳史に残ることになる。  ◎は二つの大難を乗り越えた人の句。この世に何人もいないはずだ […]

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俳句(8/5掲載)

【石母田星人 選】 === 夕焼けを語りあいたいひと遠く  (石巻市北上町・佐藤嘉信) 【評】大震災の前は身近にいてくれたとても大切なひと。ふと思い出してその面影をたどると、目の前の夕焼け雲の中に消えてしまった。遠くに行 […]

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川柳(8/5掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎手紙の本文に対する追伸は、いわば付け足し。しかし、大事な事をあえて本文に書かず、追伸にさらっと書いておく。その裏には「分かってください」という期待が当然込められている。大人ならではの複雑さで、子ど […]

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短歌(7/29掲載)

【佐藤成晃 選】 === 鍬(くわ)をつえに息の乱れの鎮(しず)むまで朽ちし案山子(かかし)と昔を語る (東松島市・阿部一直) 【評】ちょっとした畑仕事にも息を切らす高齢の作者。その息が整うまで鍬をつえにして案山子に話し […]

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川柳(7/29掲載)

【水戸一志 選/評】  川柳界は高齢化と女性上位の傾向にあるが、当欄は男性陣が頑張っている。  ◎梅雨明け直後の、みずみずしい晴天を見上げる姿である。深呼吸する場面かと思いきや、「気を送る」と実に男性的な表現にしてくれた […]

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俳句(7/22掲載)

【石母田星人 選】 === 反骨の心微かに我鬼忌かな  (東松島市矢本・紺野透光) 【評】思いがけず自分のなかに育っていた反骨心に気付いたのだろう。あの憎むべき大震災という逆境をばねに培われたものなのかもしれない。我鬼は […]

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川柳(7/22掲載)

【水戸一志 選/評】  はがきの作品を選んでいると、作者に直接会って話を聞きたい気持ちになる。ズレの原因は双方にあると思うからだ。来週27日の川柳教室でお待ちしたい。  ◎神戸港に初上陸した強毒のヒアリは横浜、東京両港で […]

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短歌(7/15掲載)

【佐藤成晃 選】 === 逢ふ人の名前をひとつ声にする受話器を置いたその手そのまま  (石巻市開北・星雪) 【評】今電話を終えた人と会う約束をしたのだろうか。人の名前を声に出して読(呼)んでみる。たぶん小さな声で。しかも […]

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川柳(7/15掲載)

【水戸一志 選/評】  今週は初投句が多かった。決しておまけはしないが、意欲は買いたいのでぜひ続けてほしい。  ◎は解体される運命のサン・ファン・バウティスタ号をいたわり、大任を担った支倉常長に思いをはせている。海を渡る […]

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