俳句 (3/18掲載)

【石母田星人 選】 === 空耳にあらず初音の奥の院  (東松島市矢本・紺野透光) 【評】奥の院は、寺社の本堂より奥にあって神霊や開山祖師などの霊を安置した場所。その森厳な参道にあって今年初めてウグイスの声を聞いた。何と […]

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川柳作品を募集

 三陸河北新報社は4月から、石巻かほくの土曜日「地域文化面」で、川柳の欄を新たに設けます。読者からの投句を毎週掲載します。皆さんの力作をお寄せください。  選者は、川柳宮城野社の編集同人で県川柳連盟理事の水戸一志氏(利府 […]

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短歌 (3/11掲載)

【佐藤成晃 選】 === 根っこまで丸ごとそこに投入しなんだかんだと初のせり鍋  (東松島市・菅原京子) 【評】表現としてやや未熟な部分もあるが、新鮮な印象が捨てがたい一首。今年の初の芹鍋(せりなべ)に大騒ぎしている様子 […]

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俳句 (3/4掲載)

【石母田星人 選】 === 牡丹雪避難途中の悪夢かな  (東松島市矢本・雫石昭一) 【評】牡丹雪を見て、高台へ逃げたあの日を思い出したのだ。震災の前と後で牡丹雪の印象が変わってしまった人もいるだろう。俳句ではできるだけ避 […]

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短歌 (2/25掲載)

【佐藤成晃 選】 === ベルの音が四時間ごとに鳴り響き北緯五十度の着氷落とす  (石巻市中里・高橋日出晴) 【評】厳寒の北洋の漁船から生まれた一首。波のしぶきがあっという間に凍ってしまう寒さを想像しながら読まなければな […]

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俳句 (2/18掲載)

【石母田星人 選】 === 天窓の雲のあかるく日脚伸ぶ  (仙台市青葉区・狩野好子) 【評】日脚は冬至の頃から伸び始める。年が明けると私達は殊更その伸びを実感し、春を意識するようになる。掲句は天窓に見た「日脚伸ぶ」の景。 […]

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短歌 (2/11掲載)

【佐藤成晃 選】 === たっぷりと汁に入れたる寒布(かんふ)海苔お椀に盛れば磯が現わる  (石巻市駅前北通り・津田調作) 【評】布海苔の香りが実感される一首。冬の荒磯で採った布海苔の香りは格別である。この一首で魅力的な […]

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俳句 (2/4掲載)

【石母田星人 選】 === 寒月や此処に居てよと星一つ  (石巻市門脇・佐々木一夫) 【評】現在、夕方の南西の空では天体ショーが繰り広げられている。主役は宵の明星の金星。沈んでゆく月がそのそばを通る。「此処に居てよ」とい […]

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短歌 (1/28掲載)

【佐藤成晃 選】 === 朝食は夫の薬の六錠が喉おりゆくを確かめ終わる  (石巻市羽黒町・松村千枝子) 【評】老いた夫をいたわる作者も八十歳のまさに老々介護の日常。朝食後に服する錠剤は六つ。数を確かめ薬種を確かめ、そして […]

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俳句 (1/21掲載)

【石母田星人 選】 === 初空へ描く子の夢吾の夢  (石巻市渡波・宇都宮多美子) 【評】初空は元旦の空。新年の初々しい心で見ると初空は清らかなカンバス。夢を描くにはもってこい。子どもの夢も自分の夢も大いにでっかく描こう […]

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