短歌(6/17掲載)

【佐藤成晃 選】 === 絵手紙に矢車草の描かれて余白に夏の風の気配(けはい)す  (石巻市桃生・佐藤国代) 【評】一枚の絵手紙から生まれた佳作。この歌には事件は無い。絵手紙が一枚あるのみ。そこには矢車草が書かれているの […]

Read more »

川柳(6/17掲載)

【水戸一志 選/評】  毎週の投句に孫が殺到する。高齢者が多いから無理もないが、私の先生はあるとき「しばらく孫と年金を忘れて作りなさい」と語った。  ◎は同じ高齢者の句でも、みずみずしさを感じる。チョウの幼虫のように全身 […]

Read more »

俳句 (6/10掲載)

【石母田星人 選】 === 目薬のしみる一瞬夏の雲  (石巻市向陽町・佐藤真理子) 【評】点眼のあと目を閉じる。そうして目薬が目にしみわたった瞬間、清涼感とともに夏の雲を感じた。再び目を開けたとき実際に夏の雲が見えたのか […]

Read more »

川柳 (6/10掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎安倍政権の学園疑惑で出てきた忖度ということば。長いものに巻かれるか、道理に従って生きるか、権力に仕える役人の悲しさを映し出した。ブランコの行動範囲は限られるが、人にへつらって揺れることはしない。 […]

Read more »

短歌 (6/3掲載)

【佐藤成晃 選】 === 食卓へ入り来る夕日も一品の御菜(おかず)となして明日をうらなふ (石巻市恵み野・木村譲) 【評】テーブルに並んだ夕食の御菜(おかず)。そこに夕日が差し込んできた。作者はその夕日をも「御菜」の一つ […]

Read more »

川柳 (6/3掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎津波の際に避難が遅れた小学校の悲劇。相次ぐ中学生の自死といじめとの関連。どれをとっても、学校側の対応に世間から厳しい視線が注がれている。いまこそ、教育界は原点に返って、信頼を取り戻す努力をしてほ […]

Read more »

俳句 (5/27掲載)

【石母田星人 選】 === 花筏雲の合間に光りをり  (石巻市南中里・中山文) 【評】花筏(はないかだ)は、散った桜の花が水面に固まり優雅に流れるさまを言う。同じ名のミズキ科の植物もあるがここは流れる花びら。花筏が水面に […]

Read more »

川柳 (5/27掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎天皇陛下が自らのご高齢と、象徴としての責務の重大さについて国民に語りかけたビデオメッセージは重く響いた。それだけに、秋篠宮家の長女眞子さまのご婚約内定は心が弾む。陛下の退位問題と切り離して受け止 […]

Read more »

短歌 (5/20掲載)

【佐藤成晃 選】 === 丘に立ち青い海原眺めつつ北洋(きた)や南洋(みなみ)の若き日を呼ぶ  (石巻市駅前北通り・津田調作) 【評】高齢になって実際に体に労働を強いることもなくなった今、高台から海を眺めることが多くなっ […]

Read more »

川柳 (5/20掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎最近増えてきたスーパーのセルフレジは、店員の代わりに機械で精算する。初めての挑戦でまごついたら、お母さんと経験済みの孫はお手のものだった。下五の「指導され」が、世代間ギャップの本質を突いている。 […]

Read more »