短歌(12/16掲載)

【佐藤成晃 選】 === この冬も赤きセーターに袖通す救援物資に現在(いま)もときめく (石巻市八幡町・松川とも子) 【評】救援物資の支給があってのあの生活だった。いただく物を取捨選択することは許されなかった。こんなに赤 […]

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川柳(12/16掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎材料や調理方法を独自にチャレンジした創作料理は、皿に盛られた後の付き合い方が難しい。「なんだこれ」は、最悪の反応。分からなくても褒め方はあろう。自作の川柳を妻に見せた場合を想像すると、この句は非 […]

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俳句(12/9掲載)

【石母田星人 選】 === 眠れぬ夜落葉の音に耳澄ます  (仙台市泉区・米倉さくよ) 【評】木の種類が違えば落葉の音にも違いが出る。葉の大きなホオなどはカサコソと聞こえ、カエデなど小さな葉はチリチリと地を走る。眠れぬ床の […]

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川柳(12/9掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎おなじみの外来かるたは本来、トランプと言わないそうだが、あの大統領に限っては名前とカードゲームを対比したくなる。手の内がさっぱり分からないし、キングなのかジョーカーなのかも不気味。まさに次の一手 […]

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短歌(12/2掲載)

【佐藤成晃 選】 === 生業(なりわい)の板子一枚半世紀幾多の恐怖を乗り越え来しか (石巻市わかば・千葉広弥) 【評】「板子一枚の下は地獄」という船乗りのことわざがある。船乗りという仕事は非常に危険だという意味だ。80 […]

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川柳(12/2掲載)

【水戸一志 選/評】  横綱日馬富士による暴力事件で、大相撲の今年一年を締めくくる九州場所がキレてしまった。  ◎真相が不明のまま、土俵の外で疑心暗鬼が渦巻いている。こんな事件は真っ平ご免。相撲ファンはやじ馬ではない。 […]

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俳句(11/25掲載)

【石母田星人 選】 === 明るさを障子に求め読書かな  (石巻市相野谷・武山昭子) 【評】立冬が過ぎ、いよいよ日短しの感が強まってきた。そんな午後のひととき。何となく暗さを覚えて本を読みながら立ち上がる。明るさを求め行 […]

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川柳(11/25掲載)

【水戸一志 選/評】  国は来年から減反補助金を廃止する。  ◎「米を捨てる」の開き直りは、生産者としてか、それとも「コメなどなくても」という消費者の楽観か。どちらであったとしても、将来、手痛いしっぺ返しに遭いそうな予感 […]

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短歌(11/18掲載)

【佐藤成晃 選】 === 鉢植えの楓(かえで)ひとつを窓際へこれが今年の妻との紅葉  (石巻市恵み野・木村譲) 【評】一読、やや不完全感のような感じは残るが魅力的な作品だ。不完全感は「窓際へ」で上の句が終わったからか。「 […]

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川柳(11/18掲載)

【水戸一志 選/評】  「パラダイス文書」なるものが公表され、世界の金持ちの税金逃れが次々と暴かれている。「けしからん」と怒ってみても、手の届かない世界である。  ◎つつましい暮らしの中に本当の幸せがあるという作者に賛成 […]

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