短歌(8/11掲載)

【佐藤成晃 選】 === 波風に対(むか)う気力のなくなりて今日も好日南無観世音 (東松島市大曲・阿部一直) 【評】「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えれば、今日も一日平穏に暮らせるように恵んでくださると言う […]

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川柳(8/11掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎「命に危険を及ぼすレベル」「ためらわずにエアコンの使用を」と、連日、テレビで予報士が警告していた。この句は自分に風が来ない不満ではない。いつの間にか優先順位が下がった男の、おおらかな許す心である […]

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俳句(8/4掲載)

【石母田星人 選】 === 山裾の風吸ひあげて今年竹  (石巻市小船越・三浦ときわ) 【評】その年に生え出た新しい竹を今年竹と呼ぶ。皮を脱いで成長した今年竹は、盛夏には目に鮮やかな緑色になる。竹林の古い竹の中で、その若々 […]

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川柳(8/4掲載)

【水戸一志 選/評】 暑中見舞いのように猛暑ネタの投句が殺到した。佳句多数から厳選3句。 ◎は豪雨災害などの異常気象をかぶせて、地球の怒りと詠んだ。温暖化、プラスチックごみ、核兵器。反省が足りないという地球の怒りである。 […]

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短歌(7/28掲載)

【佐藤成晃 選】 === 古里のお米を研げば流れゆく白きキャンバスに父母(ちちはは)の家  (石巻市丸井戸・佐々木あい子) 【評】故郷からもらった米を研いでいる作者。最初の研ぎ汁を流した時、白いカンヴァスを思わせるような […]

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川柳(7/28掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎米朝首脳会談から一月半がたつが、北朝鮮の核放棄は少しも進展していない。北は次々と条件を持ち出すのではないかという、一般市民の予測が的中した。この皮膚感覚は、拉致問題でいやというほど味わっている。 […]

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俳句(7/21掲載)

【石母田星人 選】 === 大夕焼落慶式の瑞巌寺  (東松島市矢本・紺野透光) 【評】松島町の国宝・瑞巌寺で平成の大修理と震災被害を受けた参道復旧工事が終了し、6月下旬、落慶法要が営まれた。当日の景を詠んだ句。単純な叙し […]

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川柳(7/21掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎名古屋場所は3横綱が全員休場し、ファンの期待を裏切った。入場料を払ってスターを見に行くという側面がある以上、興行の価値は下がったと言わざるを得ない。出られない横綱より、次のスターに期待したいとこ […]

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短歌(7/14掲載)

【佐藤成晃 選】 === 揺られ揺られ巻き網稼業のマグロ漁一網打尽の醍醐味(だいごみ)忘れず  (石巻市わかば・千葉広弥) 【評】荒れる海でのマグロ漁の現場が思いやられる一首。船に揺られながらの巻き網マグロ漁。網を引き揚 […]

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川柳(7/14掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎今年もサンマは不漁が予想され、釧路の初水揚げで1キロ3万3千円の高値がついた。相変わらず魚体はスリムだという。乱獲を規制する関係国間の漁獲枠交渉も決裂し、サンマを焼く日本の秋が危うい。 === […]

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