短歌(7/14掲載)

【佐藤成晃 選】 === 揺られ揺られ巻き網稼業のマグロ漁一網打尽の醍醐味(だいごみ)忘れず  (石巻市わかば・千葉広弥) 【評】荒れる海でのマグロ漁の現場が思いやられる一首。船に揺られながらの巻き網マグロ漁。網を引き揚 […]

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川柳(7/14掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎今年もサンマは不漁が予想され、釧路の初水揚げで1キロ3万3千円の高値がついた。相変わらず魚体はスリムだという。乱獲を規制する関係国間の漁獲枠交渉も決裂し、サンマを焼く日本の秋が危うい。 === […]

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俳句(7/7掲載)

【石母田星人 選】 === ふるさとのなべて息づく青田かな  (石巻市駅前北通り・小野正雄) 【評】田んぼの苗がすっかり成長して、ふるさとは見渡す限りの青田となった。風が吹くと、青々と育つ稲が波のように揺れ動いて、まさに […]

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川柳(7/7掲載)

【水戸一志 選/評】  長寿社会を反映し、川柳には七十、八十、九十の年齢を詠んだ句がとても多い。「百歳まで」も珍しくない。  ◎は元気にカラオケを歌うやんちゃな九十代にたじたじである。なお、「九十路」は「ここのそじ」と読 […]

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短歌(6/30掲載)

【佐藤成晃 選】 === 一人とて暮らせる日日に背を伸ばし曾孫(ひまご)注文の赤飯を炊く  (石巻市中央・千葉とみ子) 【評】数年前に夫を亡くされた作者。連れ合いを亡くしたのちの空虚感を詠み続けてきた作者が、やっと長いト […]

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川柳(6/30掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎サッカーワールドカップで、日本は前評判の悪さをひっくり返す名勝負を見せてくれた。投句の段階では1次予選の最終結果が出ていないが、初戦の「半端ない」と、2戦目のベテランの踏ん張りで評価はうなぎ上り […]

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俳句(6/23掲載)

【石母田星人 選】 === メロンハウスユーミンの曲続けざま  (石巻市相野谷・山崎 正子) 【評】酒やワインにモーツァルトを聴かせて造ると上質の味になるという。このハウスでも育成に音楽の効果を利用しているのだろうか。作 […]

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川柳(6/23掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎水中花とは、コップなどガラス容器の水に造花を入れて観賞する納涼グッズを言う。一方で、清流の中で咲く梅花藻(ばいかも)のような生きた水中花もある。句は後者。小刻みに揺れる姿を「逆らわず」とは、作者の […]

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短歌(6/16掲載)

【佐藤成晃 選】 === 「まだ若い」と都合に合わせて「老いたり」と生きぬくための老いの口ぐせ (石巻市羽黒町・松村千枝子) 【評】「二枚舌」という言葉がある。自分の都合に合わせて、平気で言い逃れをするずるい人を指してい […]

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川柳(6/16掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎家庭菜園である。連休ごろに植えた野菜の苗が盛んに蔓を伸ばし始めた。夏のグリーンカーテンにもなるゴーヤの蔓は、四方八方に枝分かれして、競うように上に伸びていく。その勢いを信号無視と表現したところがな […]

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