俳句(9/16掲載)

【石母田星人 選】 === 鱗雲やがて翼に似てきたり  (石巻市泉町・黒田崇弘) 【評】この俳壇に初めて届いた10代の作品。中七の「翼」は単純な比喩のようだが、伸びやかさとともに微妙な心象の揺れものぞいている。鱗雲を見つ […]

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川柳(9/16掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎食卓に秋を告げる代表格と言えるサンマの出足が悪い。魚影が薄く、型も小さ目。漁港からの直送便やサンマまつりなど、定番の活動にも影響が出ているという。ほっそりスリムなサンマでは、気の抜けたビールになっ […]

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短歌(9/9掲載)

【佐藤成晃 選】 === 軍馬とは知らぬ若駒(わかこま)勇みおりなだめ送りし父若かりき  (石巻市南中里・中山くに子) 【評】農耕馬が軍馬として招集された時代があった。馬も戦力の一端を担ったのだった。自分が軍馬として徴発 […]

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川柳(9/9掲載)

【水戸一志 選/評】  北のミサイルが北海道上空を通過した。予想した通り、と言いたいのは飛んだコースではなく、即座に反応した当川柳欄の投句の内容。厳選の結果はご覧の通りだが、◎は視野が広い。今年、漁業関係者を苦しめている […]

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俳句(9/2掲載)

【石母田星人 選】 === 復興の地に轟くや大花火  (東松島市あおい・大江和子) 【評】自宅で眺めるのが常だった花火。久しぶりに間近で見上げた。そばまで連れ出してくれたのは街にあふれる復興という活気。万感の思いを込め打 […]

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川柳(9/2掲載)

【水戸一志 選/評】  ◎壇蜜さんが出演する宮城県の観光PR動画が物議をかもした。目的は達したと県庁は言うが、多分失敗だろう。しかし、新たな挑戦に失敗は付き物である。おとなしい作品ばかりでは発展はない。川柳も同じだ。苦笑 […]

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短歌(8/26掲載)

【佐藤成晃 選】 === 老後とはこんな筈(はず)ではなかったと杳(とお)き彼の日の夢をせめおり  (東松島市・阿部一直) 【評】少年時代や青年時代の「夢」とどのような折り合いをつけながら生活していくか、そこに「生き方」 […]

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川柳(8/26掲載)

【水戸一志 選/評】  本来なら青空に入道雲が湧く八月だが、記録的な雨続きとなった。家庭菜園を楽しみにしている人たちの残念句が多い。  ◎の南瓜も、光を求めて越境したのだろう。実が生ったら我が家のものか、隣のものか。民法 […]

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俳句(8/19掲載)

【石母田星人 選】 === 流燈に絆一文字浮びをり  (東松島市矢本・雫石昭一) 【評】流れてゆく灯籠。その一つ一つに故人を悼む気持ちや先祖への感謝、大震災犠牲者へのメッセージなどが描かれている。絆と大書されているのが作 […]

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川柳(8/19掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎その昔、宮城、山形両県で県境を争ったこともある蔵王山。今度は山(さん)と山(ざん)の呼び名の違いを統一しようと山形県が提案している。県境にそびえる山の呼び名が違う例はほかにも多くあり、何かと厄介な […]

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