俳句(9/16掲載)

【石母田星人 選】 === 花火音遠き空爆うづくなり  (石巻市飯野・高橋芳子) 【評】一般的には楽しんで見上げる花火。だがこの作者は、花火の音を聞くと、幼い頃に体験した空爆の記憶がよみがえってくるというのだ。下五の「う […]

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川柳(9/16掲載)

【水戸一志 選/評】  明日は敬老の日につき、孫の句を優先した。孫が生まれた喜び、「おじいちゃん」「おばあちゃん」と慕われる幸せは、昔も今も変わらない。  ◎はまだ若いおばあちゃん。半分複雑な気持ちが伝わってきて、ほほ笑 […]

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短歌(9/9掲載)

【佐藤成晃 選】 === よろこびも悲しみとてもなき老いの一心称名(しょうみょう)南無観世音菩薩 (東松島市大曲・阿部一直) 【評】八十代も後半にさしかかった人の、日常生活の心情としての「よろこびも悲しみとてもなき」にま […]

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川柳(9/9掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎自民党の総裁選は安倍、石破両氏の対決構図だが、投票する党国会議員たちの関心は勝ち負けのみに集中している。これまでの安倍政権に対する国民の厳しい目とは無関係の世界である。派閥というサウナ風呂で汗をか […]

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俳句(9/2掲載)

【石母田星人 選】 === 終戦日今尚残る飛行音  (東松島市矢本・雫石昭一) 【評】この飛行音は今の音ではない。幼い時に耳にしたグラマンの音だ。この音の延長に機銃掃射があり空爆があった。戦後生まれが8割を超え、年々戦争 […]

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川柳(9/2掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎甲子園での金足農の活躍は、第100回の記念大会を、ドラマのように盛り上げた。表彰式で主催者は、準優勝の同校を高校野球の原点とたたえた。紫紺のユニホームの若者たちは、この句のように純白に戦った。 = […]

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短歌(8/25掲載)

【佐藤成晃 選】 === 「だったら」と「もしも」の狭間(はざま)に老い増さり平均寿命にとどく手遅れ (石巻市めぐみ野・木村譲) 【評】「たら」「れば」という批評用語がある。結果が出ていることに対して仮定の話をすることを […]

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川柳(8/25掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎お年玉で足りず、お盆にも孫に小遣いをやるというお盆玉。この夏、急にクローズアップされた。乗せられてはいけない。高齢者の財布を狙う業界の策略だろう。ご先祖の墓を守るジジババにあげてこそ、お盆玉ではな […]

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俳句(8/18掲載)

【石母田星人 選】 === 応援に深き一礼夏終る  (仙台市青葉区・狩野好子) 【評】応援席の前に整列した選手たち。残念ながら敗れてしまったが、練習で磨いてきた見事なプレーが随所に出たいい試合だった。選手たちの深いおじぎ […]

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川柳(8/18掲載)

【水戸一志 選/評】  この夏の猛暑は、もはや許し難い犯罪のレベルだと思うが、届く投句の大半は、我慢強く冷静だ。川柳はもっと変人がいてよいのだが。  ◎エアコンが効いた部屋で全国高校野球の熱戦を楽しむ。ビールのために。こ […]

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