俳句(2/17掲載)

【石母田星人 選】 === 山笑ふ漫画電車の走る街  (東松島市あおい・大江和子) 【評】「山笑ふ」は、春の山を描写する際の描き方のたとえ。静まり返った冬の山の風情からは一変して、柔らかな笑みをたたえた印象というところだ […]

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川柳(2/17掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎土俵外が騒がしい大相撲で、平幕の栃ノ心が初場所の優勝をさらった。出身国のジョージアは人口400万の東欧の小国。世界地図のどこにある国か知らない人のほうが多いはずだから、「大国にした」はまさに言い得 […]

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短歌(2/10掲載)

【佐藤成晃 選】 === なりも振りもかまわず来たる忍従の日々に詠(うた)いし我が短かうた  (東松島市・阿部一直) 【評】組織の中で生きるかぎり、「忍従」はつきものだ。ことに青年時代は理不尽な忍従さえも強いられたりする […]

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川柳(2/10掲載)

【水戸一志 選/評】  青森県から次の投句が届いた。「詩ほのか聞く今を組み替えれば石巻河北」。仮名を組み替える字遊びである。面白いが川柳とは一線を画する。  ◎新一年生と親、祖父母の笑顔が見えるようだ。この幸せが不慮の事 […]

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俳句(2/3掲載)

【石母田星人 選】 === 喪帰りの影吸はれゆく寒夕焼  (東松島市矢本・紺野透光) 【評】冬の夕焼の中でも寒中の夕焼はひときわ赤が鮮やか。強烈な色彩が胸に染みるが、たちまち薄れてはかない印象も残る。その赤に包まれながら […]

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川柳(2/3掲載)

【水戸一志 選/評】  先月末、西日本を含む広い範囲が大雪に見舞われ、交通機関が大混乱した。東京では夕方から足止めを食った帰宅難民が駅前にあふれた。  ◎北国の目にはあの程度の雪で。原因は雪ではなく、過密であるのは明らか […]

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短歌(1/27掲載)

【佐藤成晃 選】 === 我なりの今年に誓う「融通無碍(ゆうずうむげ)」黒あざやかにかざす初日へ  (石巻市開北・星雪) 【評】今年こそ融通無碍に生きようとして書初めのテーマにした。「融通無碍」とは、「ものの考え方や行動 […]

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川柳(1/27掲載)

【水戸一志 選/評】  「つまずく」という言葉は川柳では肯定的に使われることが多い。失敗は誰にでもあり、そこに人間味が現れるからだ。が、権威ある立場での不始末には一転して厳しいのも川柳。  ◎は立行司の美しい装束に醜い酒 […]

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俳句(1/20掲載)

【石母田星人 選】 === 地吹雪や老いたる力こみ上ぐる  (石巻市駅前北通り・小野正雄) 【評】地吹雪の中を一人歩む作者。地面から降ってくるような雪はだんだん激しさを増し視界をふさぐ。この尋常でない力に立ち向かえるのは […]

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川柳(1/20掲載)

【水戸一志 選/評】  被災地に日本一をもたらした星野仙一元楽天監督の訃報は、マグニチュード8レベルの衝撃をもたらした。闘将は自らの病とも闘っていたという。  ◎今季、苦しい夏場に入道雲がゴロゴロと鳴ったら、星野流の激励 […]

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