俳句(11/11掲載)

【石母田星人 選】 === 山頭火の句碑に麦藁とんぼかな  (石巻市相野谷・山崎正子) 【評】石巻市の日和山公園には文学碑が多い。種田山頭火もここからの眺めを心に刻んだ。多数の碑の中から山頭火を選ぶとは何とも乙。漂泊の個 […]

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川柳(11/11掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎川柳は喜怒哀楽を同じに語る。あの世の人となった親や連れ合いを懐かしむ感情さえも、ユーモアとなる。泣いて笑うのである。ただし、「亡」の付く句にはルールがある。いたずらに生きている人を死なせないこと。 […]

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短歌(11/4掲載)

【佐藤成晃 選】 === たわやすく吾に為せるは農のみと今に放たぬ片減りの鍬(くわ) (東松島市大曲・阿部一直) 【評】自分に出来るのは「農業」だけと限定し、しかもそれを「放たぬ」という頑固さ。その結果、手元に残っている […]

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川柳(11/4掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎サウジアラビアの記者がトルコ国内の自国総領事館内で殺害された。サウジ王国の強権政治に異議を唱えていた。独裁政権が不都合な報道を弾圧する歴史は世界中で続く。権力がペンの力を恐れている証拠でもある。 […]

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俳句(10/28掲載)

【石母田星人 選】 === 分け入つて羅漢と遊ぶ秋の蝶  (石巻市桃生町・西條弘子) 【評】草むらをかき分けるように飛んできた秋蝶。羅漢の前にたどり着くとその周りを舞い始めた。像の肩に羽を休める蝶もいて、羅漢にほほ笑みが […]

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川柳(10/28掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎電車の座席で指を折っている人を見ると、この人も川柳かなとうれしくなる。どんな五七五だろうか。吊革(つりかわ)につかまったまま指を折る人は、仕事か金か。そこにも、主語述語はあるのだろう。 === ◎ […]

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短歌(10/21掲載)

【佐藤成晃 選】 === 秋の蚊(か)を襖(ふすま)につぶせば滲む色生きの証しの赤だっぷりと  (石巻市開北・星雪) 【評】作者の生活が滲み出てくる作品は魅力的だ。子孫を残すためにいよいよ活発になる蚊の習性を自分の生活の […]

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川柳(10/21掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎「全国有数のサンマの水揚げを誇る」は、新聞が女川のサンマ記事に用いる決まり文句。それに比べて、「光るサンマが代名詞」という表現は、地元の誇りを端的に言い当て、港の活気も伝わってくる。言葉少ない川柳 […]

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俳句(10/14掲載)

【石母田星人 選】 === 田の神は身じたく終へてもみぢ坂  (石巻市大森・横山つよし) 【評】日本中に「山の神と田の神」の伝承がある。春になると山の神が人里に下りて来て田の神となり、里人と一緒に稲の成長を見守り、秋の収 […]

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川柳(10/14掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎例えばホームセンター。値段が安い外国製の日用雑貨が棚にあふれている。日本製を探すのは無駄な努力というもの。なぜなら、日本企業が外国でばかり作っているのだから。 === ◎ 日本製欲しくて探し無い雑 […]

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