俳句(10/14掲載)

【石母田星人 選】 === 田の神は身じたく終へてもみぢ坂  (石巻市大森・横山つよし) 【評】日本中に「山の神と田の神」の伝承がある。春になると山の神が人里に下りて来て田の神となり、里人と一緒に稲の成長を見守り、秋の収 […]

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川柳(10/14掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎例えばホームセンター。値段が安い外国製の日用雑貨が棚にあふれている。日本製を探すのは無駄な努力というもの。なぜなら、日本企業が外国でばかり作っているのだから。 === ◎ 日本製欲しくて探し無い雑 […]

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短歌(10/7掲載)

【佐藤成晃 選】 === ばたばたと脳梗塞(のうこうそく)の運ばれて回転灯がああ曼殊沙華(まんじゅしゃげ)  (石巻市恵み野・木村譲) 【評】やや舌足らずな印象が残るが、場面のあわただしさが手に取るようだ。患者を運んでい […]

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川柳(10/7掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎アメリカファーストの大統領は貿易赤字に我慢できないと、世界中に関税戦争を宣言した。この異質の親方には正面からの説得は効きそうもない。サッといなして勝ちを拾う腕利きが、どこかにいないだろうか。 == […]

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俳句(9/30掲載)

【石母田星人 選】 === 被災地に躍る銀輪秋燕  (石巻市元倉・小山英智) 【評】被災地を自転車で巡ったツール・ド・東北。中七「躍る」で臨場感を表現、下五「秋燕」には心の丈を乗せている。「秋燕」とは「燕帰る」の子季語。 […]

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川柳(9/30掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎人は、毎日何かすることがあってこそ生を実感できる。と、思っているうちは、旅の半ばなのかもしれない。目的は必要がない老境をゆらりゆらり。時に、こうした味わい深い句に出合うことがあるから、やめられない […]

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短歌(9/23掲載)

【佐藤成晃 選】 === 「もう」と「まだ」使い分けして過ごす日のそれもおしまい齢(よわい)八十 (石巻市向陽町・後藤信子) 【評】「もう年だから」と言ったり、心の中では「まだまだ」と言い聞かせたり。言葉でもって言い訳を […]

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川柳(9/23掲載)

【水戸一志 選/評】 ◎歯がないと困るのは食事の時だけではない。人前で話をするのに、ついためらってしまう。間抜けな顔になるからだ。義歯に結構なお金がかかったにしろ、大口を開けて笑う晴れやかさは格別だろう。 === ◎ 義 […]

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俳句(9/16掲載)

【石母田星人 選】 === 花火音遠き空爆うづくなり  (石巻市飯野・高橋芳子) 【評】一般的には楽しんで見上げる花火。だがこの作者は、花火の音を聞くと、幼い頃に体験した空爆の記憶がよみがえってくるというのだ。下五の「う […]

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川柳(9/16掲載)

【水戸一志 選/評】  明日は敬老の日につき、孫の句を優先した。孫が生まれた喜び、「おじいちゃん」「おばあちゃん」と慕われる幸せは、昔も今も変わらない。  ◎はまだ若いおばあちゃん。半分複雑な気持ちが伝わってきて、ほほ笑 […]

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