(170)そだねー

 昨年の流行語大賞は、平昌五輪のカーリング女子日本代表の「そだねー」。受賞を受け、北海道の人々は祝福ムードに包まれました。

 私は以前から北海道の言葉に親しみを感じていました。断定的な「そうでしょう!」を「…だぺっさ」、「大丈夫ですか?」を「大丈夫かい?」などなど、どことなく温かいのです。

 「方言」は英語で dialect(ダイァレクト)と言います。「石巻弁」は Ishinomaki dialect。

 さらに accent(アクセント)。「音調」という意味から、「ある個人・集団に特有の発音」、つまり「訛(なま)り」です。

 speak Japanese with a Tohoku accent で「東北訛りで日本語を話す」。

 もちろん英語にも方言や訛りがあります。

 一口に「アメリカ英語」( American English )と言っても、ボストンなどの東部とニューオーリンズなどの南部( Southern accent )の英語では発音が異なるし、イギリスには50~60種類もの方言があると言われています。したがって、「本場の英語」とはどこの国のどの地域の英語を指すのか、いささか疑問です。

 私事になりますが、石巻生まれの私は地元の友人と話すときは「石巻弁」ですが、そうでないときは「標準語」です。これは、私が長年、英語教師をしていたためかもしれません。

 つまり、“ This is a pen.”を教室では「これはペンです」と標準語に訳す習慣が身についているのです。「こいずはペンだっちゃ」と訳せば一貫性が保てるのですが。

大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)

【2019年1月10日(木)石巻かほく掲載】


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