2018/09/07~09 第20回 遠藤進門下生作品展「海と海岸、思い出の風景」

第20回遠藤進門下生作品展

水面の表現などに感心しながら鑑賞する市民

海の風景に懐かしさ
遠藤進門下生の作品展
石巻

 第20回遠藤進門下生作品展が7日、石巻市駅前北通り2丁目のナリサワ・カルチャーギャラリーで始まった。「海と海岸、思い出の風景」をテーマに、牡鹿や嵯峨渓、雄勝湾などを描いた作品約50点が市民の心を捉えている。

 元中学校校長で美術を教えていた遠藤進さん(87)が長年指導している水彩画サークル「絵の会ふきのとう」による、年1回の作品展。20回という節目の今年は、10人の会員と“遠藤先生”が出展、師弟競作が会場に和やかな雰囲気を醸し出している。

 伊藤より子会長(72)は「海というと(東日本大震災の)津波の記憶もあったが、やはり石巻地方は海とともに生活があることを知った」と話す。

 友達の作品を見に来たという北見とみ子さん(70)=貞山3丁目=は「私も石巻で生まれ育った。万石浦など懐かしい。心が癒やされる」と絵の力に感動、夫の友作さん(75)と熱心に鑑賞していた。

 ふきのとうの会員は60代から80代。震災後に仲間になった人もいる。伊藤会長は「その人は震災で家族をなくした。絵を描くことが心のよりどころになっている。ほかの会員も絵があったから震災を乗り越えられたと思う。次の節目を目指して先生と一緒に制作に励みたい」と意欲を新たにしていた。

 会期は9日まで。午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料。

【2018年9月8日(土)石巻かほく掲載】


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