あとりえ・らいおんどあ(石巻市泉町1丁目)

菓子製造の研究を重ね続ける宍戸さん

◇菓子の味生涯かけ追究

 菓子製造の名店でもある。店主の宍戸紀彦(としひこ)さん(76)は森永製菓で長年、研究開発部門を担い多くの商品を手掛けた。人気の主力商品「パックンチョ」もその一つだ。森永製菓を退職後、古里に戻り1998年6月に開業。菓子の製造と教室を手掛ける。

 「会社勤めのころよりも研究に費やす時間は長い」と笑顔を見せる。柱に据えるのがシフォンケーキ、パウンドケーキ、クッキー、注文の生ケーキだ。パウンドケーキは、東日本大震災で避難所などに届けて被災者を支援した。

 シフォンケーキは生クリームを練り込み、価格は540~1500円。パウンドケーキは定番で上品な味わいのチョコ、紅茶が1000円、さらに1200円の季節ごとの味が加わる。8、9月はフルーツ、10月はクリだ。

 クッキーも注目。1枚直径7センチと大きく、甘さを控えた。表面に川開きや笹(ささ)かまぼこ、地酒などのデザインを印刷。土産品として人気だ。デザインは自由に描き、幼稚園の誕生会でも注文があるという。

 開業から丸20年。いしのまき元気いちばなどでも販売する。「常にお客さんのニーズを探り、菓子作りにどう反映させていくかが大切。味の追究は生涯続くだろう」。


■メモ
営業時間は午前10時~午後8時。
土曜日定休。
注文の生ケーキは3日前まで申し込む。
石巻市泉町1丁目5の3。
連絡先は0225(22)2135。

東日本大震災を乗り越え、石巻地方で営業を続ける店や伝統を守る店、新たな店、個性的な店などを紹介するコーナーです。「石巻かほく」に連載中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください