大正琴白菊会(女川)

なかま

◇澄んだ音色心穏やかに

 軽やかな指使いで曲を奏で、大正琴の澄んだ音色が練習会場に響く。

 白菊会の世話役の木村怜子さん=女川町鷲神浜=は「琴は友達のような存在。音色がきれいで、弾くと気持ちが穏やかになる」と魅力を語る。

 会が発足したのは約30年前。現在は60~80代の8人が活動に励んでいる。演歌や童謡、唱歌など、レパートリーは広い。

息を合わせて演奏するメンバー

 東日本大震災では、津波でメンバーが犠牲になったほか、琴の道具が全て流されてしまい、会の存続が危ぶまれた。しかし、県内にある同じ流派の琴生流の仲間から温かい支援を受けるなどしたため、道具を新たに買いそろえて、練習を再開させることができた。

 木村さんは「高齢のメンバーが多く、再開を諦めようとも思ったが、白菊会を思う仲間の気持ちに背中を押されて前へ進むことができた」と感謝する。

 今年に入り、さらにうれしいことがあった。新しい仲間が3人加わったのだ。メンバーが増えたことで練習会場がにぎやかになり、琴の演奏に熱がこもっている。

 指導する平塚祥子さん=大崎市=は「琴の魅力は何と言っても音色。誰でも気軽に演奏することができるしね」と笑顔で話す。

 県内で年1回開かれる琴生流のコンサートや女川町民文化祭に参加しているほか、女川中の生徒に琴の楽しさを伝える活動も展開している。

 活動は第2、第4木曜の午後1時半~3時、女川町総合体育館第2研修室。入会希望者を募集中。連絡先は木村さん0225(53)3001。

【2018年7月10日(火)石巻かほく掲載】

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