投票率(今野勝彦)

水紋

 石巻市議選が終わった。投票率は過去最低だった前回(2014年)の52.82%を1.05ポイント下回る51.77%だった。

 昨年4月の市長選、10月の衆院選に続き担当した。勝手に胸に秘めた目標があった。それは投票率を前回よりもアップさせること。市議選は、かろうじて半数の有権者は投票所に足を運んだ格好になったが、目標を突破できなかった悔しさと寂しさも感じている。

 市長選は旧市を含め過去2番目の低さとなった前回(13年)の44.16%を0.15ポイント上回った。衆院選も過去最低だった前回(14年12月)の48.15%より5.86ポイント高かった。市長選は舌戦を繰り広げる4候補の動きを追うルポ、衆院選では出馬した2人の政治姿勢や人柄を紹介する「立候補者への50の質問」を掲載。手間を掛けた分、投票率アップを後押しできた、と1人で満足していた。

 市議選に向けて昨年12月27日付で現職、検討中、不出馬、新人の動向を一覧として紙面化した。この時期では過去にない取り組み。早くから戦いの構図を示して機運を盛り上げたかった。前回より3人多い38人が出馬。新人11人が乱立し、それなりに話題はあったと思う。それでも前回を上回れなかった。

 来年は参院選、県議選が行われる。ともに前回は低投票率だった。候補者の顔ぶれ、政治不信、「投票しても変わらない」と言う諦めなど投票しない要因はさまざまあると思うが、せっかくの1票。行使してほしい。

(今野勝彦)

【2018年5月24日(木)石巻かほく掲載】


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