2018/08/26 松島基地「航空祭」

2017年の松島基地航空祭

7年ぶりに復活し、大勢の航空ファンらでにぎわった昨年の航空祭=2017年8月27日

復興進む姿、一丸でアピール
空自松島基地・航空祭
8月26日開催

 航空自衛隊松島基地(東松島市)の航空祭が8月26日に開かれることが決まった。前日には、恒例の「東松島夏まつり2018」(実行委主催)も開催する。

 航空祭は、基地が東日本大震災の津波で被災後、休止していたが、昨年7年ぶりに復活。関係者は全国から訪れる航空ファンらに、復興が進んだ姿をアピールし、にぎわい創出に一丸で取り組む考えだ。

 基地所属の曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」が、25日午後と26日午前・午後の計3回飛行する予定。基地内では、戦闘機や救難隊の展示がある。

 夏まつりは、小学生の鼓笛隊のパレードや、ふるさと復興大使「ニードル」のお笑いステージなどがあり、特産品の屋台が並ぶ。フィナーレには恒例の花火を打ち上げる予定。基地、市、商工会が今後、詳細を検討し、関係機関に協力を求めていく。

 基地は、東日本大震災の津波で冠水し、F2機など28機が被災した。2016年に基地の復旧が完了し、同年8月に「復興感謝イベント」を開催。昨年8月に7年ぶりに航空祭を復活し、全国の航空ファンら約4万3000人が訪れた。

 6機の機体が高度な曲芸飛行を披露するブルーインパルスは、本年度は全国のイベントや各基地の航空祭で計21回飛行予定だが、いずれも1日1回のみ。母基地の松島基地の航空祭は、2日間で3回、高度な飛行技術を披露するため、全国から大勢の航空ファンが詰めかける。震災前の09年には8万人が訪れた。

 基地は東日本大震災の津波で28機が水没した教訓から、駐機場と格納庫をかさ上げして復旧し、防災体制を強化した。県が実施した基地南側の海岸防潮堤と南北上運河の堤防のかさ上げ工事も完了した。

 東松島市の渥美巌市長は「市街地の海側にかさ上げした基地があることで、二重の防波堤の役割を果たしてもらい、災害に強いまちづくりにつながっている。全国から訪れた人々に日本一の航空祭と復興した姿を見てもらいたい」と話した。

【2018年5月12日(土)石巻かほく掲載】


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