「シースケープ」古川麦

ディスクルーム

「シースケープ」古川麦(PCD-25250)

シースケープ

 ギターやトランペットなどの楽器を高い演奏力で操り、複数のグループで多様な音楽活動を展開する古川が、前作から約3年半のスパンで作り上げたソロ2作目。前作に比べ日本語歌詞の割合が増えたことが大きな変化だ。

 アルバムを頭から順に聴いていくと、異国の風景が次々と脳内でスライドショー化されていく。聴き手の想像力をかき立てる音楽は日常を非日常に変えてくれる。本作の場合、その逆もしかり。非日常の中で一息つくため、旅のお供にもぴったりな1枚。

 歌とアコースティック・ギターだけで素材の良さを聴かせる曲や、流麗なストリングス・アレンジが施されている曲もある。構造的な作中の緩急も心地よい。古川と同年代のミュージシャンたちによるサポートも忘れてはならない。(A)

【2018年5月8日(火)石巻かほく掲載】


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