道(浜尾幸朗)

水紋

 人生という決して平たんではない「道」を歩み続けて五十数年がたった。「振り返れば、多くの人に支えられ、何とかここまできた」というのが実感だ。

 4月に社会人になったフレッシュマンが緊張しながらも必死で頑張っている姿が新鮮に映る。

 迷い、悩み、そして行動していくことが成長につながる。くじけず前を向いて努力していけば、前途が開けるはずだ。

 若さは未熟だが、アクティブに動き、鍛えれば戦力として開花する可能性を秘めている。新人は職場を活性化させる。元気よく、目標を持って仕事に打ち込んでほしい。

 各種選挙でも有力な新人は選挙戦に緊張感を与え、現職の驚異になっている。

 任期満了に伴う石巻市議選(13日告示、20日投票)=定数30=は、現職25人、元議員2人、新人11人の計38人が立候補を予定している。新人の奮闘が選挙戦を盛り上げ、有権者の関心と投票行動を喚起する。

 政治を志す人は「この道しかない」という強い信念と覚悟を持って臨む姿勢が強く求められる。利他の心も大切だ。

 それは経営者や仏の道を説く僧侶にも通じる。東日本大震災後、被災者の心に寄り添い、犠牲者や故人を供養した僧侶も多い。

 それぞれの分野で道を究めるには、不断の努力や修行を重ねることが欠かせない。人生も同じ。終着点が見えないだけに「日々是好日」を肝に銘じている。

(浜尾幸朗)

【2018年5月1日(火)石巻かほく掲載】


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