民謡はまなす会(東松島)

なかま

◇歌の力で地域を元気に

 トコヤッサイヨーイヤサー あーのー石巻-。

 三味線と尺八、太鼓の伴奏に乗せて「石巻港節」の朗々とした歌声が響く。「音程が難しいね」と笑い合いながら、互いに合いの手が入る。

 三味線の福居富大(とみひろ)の雅号を持つ会長の三浦富治郎(ふじお)さん(68)が「腕を磨きながら、民謡の力で地域を元気にしたい」と、三味線の福居竜大(たつひろ)さん(77)らと共に、2017年11月に結成した。会員は東松島、石巻両市の男女14人。民謡講師の平塚桃香(とうこう)さんが指導する。

湯殿山神社の春季大祭に向けて、練習に励む三浦さん(中央奥)ら会員たち

 練習するのは「大漁唄(うた)い込み」や「さんさ時雨」「真室川音頭」など。その地域の風情や、歌詞に込められた思いを感じながら、歌と演奏に心を込める。

 会員はほとんど初心者だ。東松島市の女性(61)は「三味線と尺八の先生の伴奏で歌えるのはぜいたくで血が騒ぐ」と言い、石巻市の女性(69)は「大きな声で歌うのは気持ちがいい。健康の秘訣(ひけつ)」と笑う。

 三浦さんは、東日本大震災の津波で経営する会社と自宅が全壊。多くの支援と三味線が心の支えになった。感謝を込めてはまなす会を結成し、高齢者施設などに積極的に出向く。涙を流して喜ばれることもあり、逆に励まされるという。

 4日には湯殿山神社(石巻市清水町2丁目)の春季大祭の前夜祭に出演する予定だ。三浦さんは「民謡の魅力を若い世代に伝えていきたい」と力を込める。

 練習は毎週土曜の午後6時半から9時、東松島市赤井の南新町地区センター。メンバーを募集中。見学自由。連絡先は事務局の三浦玲子さん090(5356)9815。

【2018年5月1日(火)石巻かほく掲載】

■掲載希望団体を募集

「なかま」に掲載を希望する団体やグループ(スポーツ団体を除きます)を募集しています。はがきやメール、ファックスで団体名、代表者、電話番号、活動内容を明記し、お送りください。
   〒986-0827 石巻市千石町4の42 石巻かほく「なかま」係
   メール ishinomaki@sanrikukahoku.jp
   ファックス 0225(21)1668


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください