(135)AI

 1996年にアメリカで行われた、IBM製スーパーコンピューター「ディープ・ブルー」とチェス世界チャンピオンのカスパロフとの勝負。現役の世界チャンピオンがコンピューターに初めて敗れたことで、当時、大きな話題になりました。

 あれから20年余りの年月が流れ、今は「人工知能」AIの時代。最近では、デビューから快進撃を続ける将棋の藤井聡太六段(15)が将棋ソフトを積極活用して急速に力をつけ、「AI時代の申し子」と称されています。

 さて、AIですが、英語の Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の頭文字をとったもの。

 artificial はご存知 art(アート)の派生語で、「人工の」という意味です。artificial flowers は「造花」、「入れ歯」は artificial(あるいは false) teeth と表します。

 一方、intelligence は「知能、知恵」などという意味です。なお、知識階級を指す「インテリ」はロシア語の「インテリゲンチャ」に由来します。

 intelligence には、もう一つ重要な意味が。「情報・諜報(活動)」です。「情報」は英語で information(インフォメーション)ですが、intelligence は information を分析し、さまざまな交渉に役立たせるもの。ちょっと物騒ですが、国際社会を裏側で操作するアメリカの CIA(中央情報局)は Central Intelligence Agency の頭文字をとったものです。

 AIが平和な暮らしに向けて進化を遂げていくことを祈らずにはいられません。

大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)

【2018年4月24日(火)石巻かほく掲載】


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