ユビワのきむら(石巻市南中里3丁目)

【2018年4月18日(水)石巻かほく掲載】

◇宝飾品加工し、新たな命

ユビワのきむら(石巻市南中里3丁目)

多彩な宝飾品が並ぶ店内。木村さんが要望に応じてデザインを提案する

 形見の指輪を毎日使えるペンダントに-。そんな要望に応じて、宝石や貴金属類の加工と修理を行う。

 店主で職人の木村祐典さん(73)は「素材が金やプラチナ、シルバーなどであれば、何度でも作り替えることができます」と語る。

 かつて流行した立て爪の指輪を現代風のデザインに作り替えたり、片方をなくしたイヤリングをペンダントにしたりと自由自在。木村さんが客の要望を聞いてデザインを描く。

 長いネックレスを詰めて残った金で指輪を作ったり、古い宝飾品を合わせて新しい作品を制作したりすることもある。指輪のサイズ直し、切れたネックレスの修理も行う。

 今年10月、創業50周年を迎える。1968年に石巻市湊町2丁目に開業し、94年現地に移転。妻たづ子さん(74)と二人三脚で切り盛りしてきた。東日本大震災直後は、津波を受けて変色した宝飾品の仕上げ直しなども請け負った。

 細かい要望に応えられる上、リフォームは材料費がかからず、新たに買い求めるより安価に理想の一品が手に入る。一度注文して気に入った人は、古い宝飾品を次々と持ち込むという。

 木村さんは「眠っているものがあれば、気軽に相談してほしい」と話す。

地図:石巻市南中里3丁目1の5
■メモ
営業時間は午前10時~午後6時。
第1、3日曜定休。
石巻市南中里3丁目1の5。
連絡先は0225(23)1036。

東日本大震災を乗り越え、石巻地方で営業を続ける店や伝統を守る店、新たな店、個性的な店などを紹介するコーナーです。「石巻かほく」に連載中。

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