(133)花の季節

 桜の開花とともに、いよいよ本格的な春の訪れとなりました。

 アメリカからも桜の便りが。首都ワシントンのポトマック川沿いの桜並木は12種類で、3700本を越えます。3月24日、毎年恒例の「全米桜祭り」( The National Cherry Blossom Festival )の開会式が行われました。期間中は、日本の文化を紹介する催しで盛り上がります。

 桜の「木」は英語で cherry tree 、「花」は cherry blossoms(ブラッサムズ = flowers )。「満開の桜」は cherry blossoms in full bloom (ブルーム=開花)。

 桜と言えば「お花見」。アメリカからは、桜並木を歩き、写真撮影をする人々の様子が伝えられますが、木の下で宴会のようなものは見受けられません。我が国独特の慣習と言えるかもしれません。

 「花を観賞する」という意味での「お花見」は、cherry blossom viewing と表せますが、「宴」の方は難しい。あえて訳せば cherry blossom party でしょうか。今ひとつ、ぴんときませんね。

 花々が咲き競うこの時期、やっかいなのは「花粉症」。

 「花粉」は英語で pollen(ポルン)、花粉症を意味する医学用語は pollinosis ですが、hay fever(ヘイ フィーバー)が一般的です。hay は「干し草」で、直訳すると「干し草熱」。その昔、牧草の干し草が原因のアレルギーを Hay Fever と言ったことに起源するとされています。

 「私は花粉症です」は、“ I have an allergy to pollen. ”「花粉に対してアレルギーがある」などと言います。allergy は「アラジー」のように発音し、Allergie というドイツ語から由来した言葉です。

大津幸一さん(大津イングリッシュ・スタジオ主宰)

【2018年4月10日(火)石巻かほく掲載】


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