2017年度 川柳・最優秀賞に新沼さん(石巻)

 2017年度の「石巻かほく」川柳欄の投句者から、最優秀賞に新沼勝夫さん(石巻市不動町)が選ばれた。優秀賞は菅野勇さん(石巻市蛇田)と日野信吾さん(同)の2人。

 選者の水戸一志氏が1年間を通じた投句を基に選出した。19日に表彰式が行われ、3人に賞状が手渡された。

◆最優秀賞・新沼さん、喜びの声

新沼勝夫さん

 自分にとっては想定外の受賞。身に余る光栄です。川柳を作るようになってから、12年ほどになります。ぼけ防止で始めましたが、このような賞をいただけるとは思いませんでした。

 東日本大震災で被災して、自宅は大規模半壊です。何げない普通の生活が、いかに幸せなのかを感じました。<身の丈に合った小吉いとおしむ>。投句した作品は、日常の幸せをありがたく思って作りました。

 川柳はほぼ独学でやってきました。継続は力と言います。これからも川柳を作り続け、投句したいと思います。
 

◆選者・水戸さんから

 入選句に1点、◎は2点で集計し順位を決めた。没になってもこつこつと出し続けた人が、結局上位になった。駄作の多作に勝る上達法はないのである。

 入賞者に共通しているのは、五七五のリズムを守りながら、分かりやすい句を心掛けている点。逆に言うと、思い付きをそのまま書いた字余りなど、努力不足の句は苦戦する。

 新沼さんの作品では「◎身の丈に合った小吉いとおしむ」(11月18日付)が、人は無駄に年を取るわけではないと教えてくれているようで、心に残った。

【2018年3月24日(土)石巻かほく掲載】


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