(122)自撮り

 初めて「ジドリ」と聞いたとき、どんな鳥か、あるいは「地鶏」のことかと思いました。

 今は日本に限らず、世界中の人が全てカメラマンの時代。わざわざカメラを持ち歩かなくても「スマホ」( smartphone )でパチパチ…。技術革新が飛躍的に進み、その画質も格段に良くなってきました。

 そして、今世紀の初め頃から登場したのが「自撮り」。わが国はもちろん、今や世界中のスマホを持つ人々の間で大流行です。

 「自撮り」は英語で Selfie(セルフィー)と呼ばれ、2013年には辞書の世界的権威とも言うべきオックスフォード英語大辞典( Oxford English Dictionary = OED )の「今年の言葉」( Word Of The Year )に選ばれました。

 英語では、カメラで自分を撮影することを「セルフ・ポートレート」( self – portrait )と言いますが、手軽な略称として「セルフィー」が徐々に広まったようです。

 あるアメリカの雑誌に、Selfie は次のようなメッセージを発信するものだと記されています。

 “ I am here. I’ m alive and I’m not afraid. ”「私はここにいる。生きているよ、恐れずに堂々と」

 つまりセルフィーは、撮った写真をフェイスブックやツイッターなどのSNS( Social Networking Service 、ソーシャル・ネットワーク・サービス=社会的ネットワーク)に載せ自分の存在感を世に示す、そんな意味を持つと言うのです。

 私は写真が好きですが、仲間と一緒に撮ることはあっても「セルフィー」は苦手です。照れ屋ですので。

大津幸一さん(石巻専修大人間学部教授)

【2018年1月23日(火)石巻かほく掲載】


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